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【じゃんたま】三麻で負けないためには

四麻で結構負けて600ポイントぐらい減ったし、イベントクエスト消化も兼ねて久しぶりに三麻に手を出そうと思っています。

で、今日は三麻で負けにくくするポイントを話していこうと思います。
勝つための戦術ではありません。三麻で勝つのに必要なのはほぼ運だけで実力は関係ないです。

しかし防御力・集中力・忍耐力さえあれば大負けは回避できます。
調子のいい時に勝ち、悪い時は強引に押さない
ラスの危険がある時は無理をしない
という意識が重要になります。

ラスを引きがちな要素や注意点を挙げていきます。

①国士無双に振らない

三麻で差が出やすいのは国士への防御力です。
玉の間でも国士に対する防御力が甘い打ち手が数多くいます。
特に1・9・字牌が2・3枚溢れてきた相手に対して、4枚目の字牌をノータイムで切るのはやめましょう。「まだ張ってないだろう」という考えは危険です。せめて警戒して悩むぐらいはしてください。

あとは当然ですがちゃんと場の1・9・字牌の数を数えておくことです。
少なくとも自分から見て4枚見えた牌はチェックしておくべきです。
4枚見えの字牌が2種類あれば国士テンパイはあり得ないので両方必ず通ります。

②終盤のチンイツに振らない

チンイツ狙いの終盤の捨て牌は場にほとんど出ていない色があるのである程度分かると思います。
こういう場合はリーチがかかっていなくても警戒しましょう。たとえチンイツでなくとも、場に高い色ということは必然的に多面待ちになりやすいので危険です。
前述の国士と同じ感覚で、染めた色の牌が1~2牌出てきたらもうその色は切れません。
特に長考してその色の牌が出てきたら恐らくダマで張っています。張っていなくても複雑な形のイーシャンテンです。
ネット麻雀の打ち手はチンイツの待ちに慣れていないことが多く、長考しがちです。多分アシスト機能で待ちをチェックしているはずです。

このように遅い巡目のチンイツなら回避はできるはずです。早い巡目だと読みようがないので無理ですが・・・。

③遠い鳴きはしない

放銃が増える主な原因はこれです。三麻は面前でもテンパイスピードが速くなりがちなので、和了れそうにないからといってバラバラな手から鳴くと相手からリーチがかかり、降りきれなくなります。

あと、チートイイーシャンテンからトイトイへの移行でポンする光景をよく見かけますが、あまりお勧めしません(状況による部分もあります)。あまりスピードは変わらない上に、トイトイ系は安牌を持っていない限り防御力が薄くなり、こちらも降りれなくなります。ドラを独占しているなら鳴いても良いと思いますが。

鳴きの判断は他家のリーチを基準に考えるといいでしょう。
・降りる必要のないほどの手か(攻撃力)
・降りれる安牌があるか(防御力)
・リーチがかかる前に和了れる自信があるか(スピード)

これらの条件を1つも満たしていないなら鳴くのはNGです。

④2副露の手に振らない

四麻でも危ないですが、三麻も2副露はほぼテンパイです。
安いならいいですが、三麻は北抜きもあるしホンイツやトイトイ・役牌も絡みやすいので、無理はせずに危険牌を連打しないようにするべきです。
とはいえ相手も降りにくいため、リーチでプレッシャーをかけに行くのに1枚ぐらい押すのはアリです。

⑤役牌のドラを簡単に切らない

いつも言っていますが、役牌のドラはよほど和了る自信がないと切ってはいけない牌です。

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こんな手からドラで生牌の白を切るのは論外です。仮に純チャンを狙うにしても8p切りが先です。

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その後暗刻で被ったのは偶然の結果論ですが、白切りが致命的なミスであることは確実です。罪を犯すと捕まるのと同様に、この白切りは罰が当たってもおかしくありません。
決してオカルトを論じているわけではないですが、因果応報はあっていいと思います。

この対面は、東場でもドラの白を打っています。

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ここから白を切るのは(ギリギリ)許容範囲と思います。しかし北を抜いていないなら白切りは間違いです。こんな手でリーのみを狙っても無意味です。自分はどっちにしても切りませんが・・・。
この手は白を残して1pを切るべきだと思います。白は重なる可能性がありますが、1pはもうないからです。1mもあと1枚だけです。テンパれないなら白は抱え続けます。

ちなみに結果はこうです。

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何故か上家がノーテンから危険牌の2pを切って6400を振り込んでいます。現物もあるのに不可解な打ち方です・・・。

結局対面はトップでしたが、役牌のドラを序盤から切ると鳴かれるリスクもあるし、鳴かれると相手の攻撃力とスピードが上がり、自分の攻撃力は下がります。
それにこういうタイプの打ち手はドラポンされても多分降りないでしょう。上手く和了できればいいですが、失敗すると大きなダメージを受けます。

つまり勝つか負けるかのトップラス麻雀になりがちです。こういう打ち方は戦績が不安定になりがちなのでラスを引きたくなければやめた方が良いでしょう。じゃんたまプレイヤーならラスになることの恐ろしさが分かっているはずです。

慎重なプレイヤーは役牌のドラを簡単に手放しません。
切るなら鳴かれても和了れる自信がある時か、他の誰かが切った後です。
ここは確実に防御力の差が出ます。

まとめ

・国士は不可抗力な状況以外は絶対回避する
・明らかなチンイツに振り込まない
・遠い鳴きはどうせ和了れないしリスクが高い
・2副露相手にゼンツ禁止
・序盤に役牌のドラ切りは命知らず

これらを意識していれば三麻でも放銃率13~14%以下にはなれると思うし、少なくとも大負けは減ります。
国士に振ることがなくなればトビラスも減ります。
特に玉の間で放銃率20%近くあるようなプレイヤーは打ち方を絶対改善すべきです。
調子のいい時は勝てても、悪い時には奈落の落とし穴に落ちます。

三麻はツモ損ルールがあるので、防御ができないプレイヤーほど成績が下がります。ある程度勝てたとしてもラス率が多いせいでポイントが溜まらないと思います。
雀豪ならまだしも、雀聖ぐらいのレベルが相手になるとおそらく防御力に明らかな差が出てきます。

三麻こそ防御力を意識してほしいと切に願います。
(状況問わずカンしたり、ドラを鳴かせまくったり、親リーに愚形で追っかけたりみたいな迷惑行為はやめてください)

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