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セット・ピース・コンバット

Objective Munichのルールを間違えていた。シリーズルール部分なので、Nurenbergでも間違えていたことになる。間違えというか、ルールをうまく活用できていなかった。

戦闘ごとに使用できる砲兵CSマーカーの数は、移動フェイズを先にしていれば1個、戦闘フェイズが先なら3個になる。これまで戦闘を先にしたくなる状況がなく、ワルシャワ条約機構もNATOも常に移動を先にしていた。

実際のところ、NATOは移動の後か先かにかかわらず、攻撃をしたくなる局面がとても少ない。序盤はゼロかもしれない。であれば戦闘フェイズを先にして、砲兵CSを3個ずつ使えるようにする方がいい。

ワルシャワ条約機構からすると、これは結構イタい。1戦力の守備隊のいる都市ヘクスを、10:1ぐらいの戦闘力比で攻撃するのが怖くなる。戦闘結果がEXなら、守備隊を相手に1個連隊を失うことになる。

移動・戦闘の順だと敵の弱いところに移動して攻撃できるけれど、砲兵支援を十分に受けられない。戦闘・移動の順にすると砲兵支援は増えるけれど、攻撃の前に敵の移動があるので、敵は攻撃を受けそうなところに増援を投入できる。

前者がモビル・コンバットで、後者がセット・ピース・コンバットだったりするのかしら。こんなシンプルなルールで描き分けをしようとしているなら、なかなかすごいゲームなんじゃないかと思う。

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