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スマホでMidway Campaignごっこ

『日本機動部隊』のミッドウェイをソロプレイ。

所有しているエポック社版(1982年)は、ミッドウェイのマップが日本軍を西に、合衆国軍を東に配置する仕様になっている。間違いなのは明白なのだけど、どう間違っているのかの判断に迷う。日本と合衆国を入れ替えればいいのか。

国際通信社さんのTwitter(X)を見て納得。エポック版はマップの南北を180度回転させればよさそう。ミッドウェイ島までの距離は日本軍の方が1ヘクス長くなる。ありがとうございます。

ダミーの艦隊マーカーは使わず、「審判ありの3人ゲームを、スマホで遊んでいる合衆国軍プレイヤー」の想定。プレイヤー2人を一人二役でソロプレイするのもいいけれど、プレイヤー2人と審判1人の計3人を一人三役するソロプレイも、これはこれで楽しい。

ついでに、「スマホでMidway Campaignごっこ」という設定も導入してみた。Avalon Hillのコンピュータ・ウォーゲーム『Midway Campaign』はスマホでプレイしたいと常々思っている。『B-1』と『ビスマルク』もね。

審判のコメントはLINEのチャットのようなフキダシで、マップの上に半透明で表示。効果音とかアニメーションとかは無くてよくて、盤面の変化が淡々と静止画で提示されれば必要十分。艦隊マーカーの数字はもともと1から12までしかなかったので、画像を切り貼りして「16」と「17」を作った。

日本軍は1回の攻撃でミッドウェイ基地を完全に破壊。しかし、ヨークタウン(TF17)を発見できず、エンタープライズとホーネット(TF16)は発見できたけれど、距離が1ヘクス遠くて攻撃できず。ここが「運命の1ターン」となり、ヨークタウンの艦載機に攻撃された蒼龍が沈没。

その後は両軍が艦載機を飛ばしあう殴り合いになり、6月4日の正午の時点で作戦可能な空母はホーネットだけ。ミッドウェイ海戦というよりは、ミッドウェイ会戦と呼びたくなる展開。ゲームは合衆国軍の勝利ということにしてここで終わりにした。

今回のようなラストマン・スタンディングな殴り合いではなく、蝶のように舞って蜂のように刺すような、華麗な立ち回り(ヒット・アンド・アウェイ?)のミッドウェイ会戦を妄想するも、それははたして実現できるものなのか。


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