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第1プレイヤーを考えるのが面白い

Arieteをソロプレイ。シナリオは再び「第2王立グロスターシャー軽騎兵の攻撃」。ショートバージョンではない方のつもりだったのだけれど、5ターンを終えたところでちょうど切りが良く、片付けることにした。

各ターンに第1プレイヤーを決めるのが面白くて、結構な長考ができてしまう。おそらく10分や20分はあたりまえ。

第1ターンはイギリス軍が第1プレイヤーを選んだ。イタリア軍が全て移動モードで配置されるので、先に動けば撃たれず対戦車砲の懐に入れるから。後手にすると射撃モードになって待ち受けられてしまう。

第2ターン。かなり迷ってイギリス軍が第1プレイヤーにした。実際のところ、どちらでもあまり変わらなかった。
第1ターンにイタリア軍の対戦車砲が射撃モードになっているので、先手であろうが後手であろうがイギリス軍は撃たれる。イギリス軍は全て移動モードなので先制して射撃することも、砲撃を呼ぶこともできない。
第1ターンに前進した部隊は移動せずに射撃モードになり、増援がそのすぐ後ろまで移動。

第3ターンのイニシアティブはイタリア軍。前のターンに置いた煙幕を引き続き利用するために第2プレイヤーを選択。イギリス軍はこの煙幕で援護射撃を封じられて前進できず。

第4ターンは視認可能距離が3ヘクスに。イニシアティブはイタリア軍で、先に動いてもやることがないので第2プレイヤーを選択。イギリス軍は視界外へと迂回してイタリア軍の後方へ。イタリア軍は後退せず抗戦の構え。

第5ターン。視認可能距離が10ヘクスに回復し、イタリア軍は砲撃を受けて大半が制圧される。しかし、イニシアティブを取ったイタリア軍が第1プレイヤーを選択して全スタックを回復。
第2プレイヤーのイギリス軍は、十字砲火とオーバーランで攻撃したものの、対戦車砲のステップを削ることも、対戦車砲以外のユニットを除去することもできず。
5ターンで終わるショートバージョンシナリオの勝利条件としては、イタリア軍の大勝利。砂嵐のターンにイギリス軍がイタリア軍をスルーして、全軍で北に突破したとしても、イタリア軍の勝利が1段階下がるだけ。

今回のプレイは、イタリア軍の戦車がマップ端から縦隊で進入したところで終わった。Arieteを入手してからひと月以上経っているのに、まだ戦車と戦車が交戦する状況を一度もプレイしていない。

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