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気づけないままになりかねない

『Red Winter』のシナリオ『First Folly』をソロプレイ。

最初のターンは両軍とも移動のみ。フィンランド軍はPPP7の全部または一部をHirvasvaaraに向かう道に送ることもできたが、スタック制限でHirvasvaaraに入れずに持て余してしまいそうに思ったので1個大隊を丸ごと東の道へ。

第2ターンのソ連軍は先行した第1大隊を左右に展開。Hirvasjärviを通ってHirvasvaaraを包囲攻撃できるようにするのと、後続の第2大隊が前進路をPPP7に塞がれないようにするのと。

フィンランド軍は次のターンのソ連軍の総攻撃を想定した防御支援のための配置。全ユニットをeZOCに入れたので、このターンには有射程攻撃できず。

JR37を1ヘクス北に置けば、このターンにも次のターンにも射撃できたと後で気づいた。

最終ターンのソ連軍は2個大隊でHirvasvaaraを総攻撃。包囲攻撃の道はふさがれたので正面の森を密集して前進。支援射撃の効果は差し引きで左に1シフト。

戦闘結果は「0/1」で、フィンランド軍は機関銃ユニットをステップロス。フィンランド軍がHirvasvaaraを保持しつつ、2ユニットを除去されていないので、この時点でフィンランド軍の勝利が確定。

プレイ後にシナリオの戦略ノートを読んで、フィンランド軍のできることが結構あったことを知る。

  1. Hirvasvaaraのユニットを前進させることができた。

  2. ステップロスしているユニットを回復させることができた。

  3. 塹壕を掘らせることもできた。

こういう見落としは、対戦であれば相手プレイヤーさんが「教育して」くださったりして面白体験のきっかけになる。でも、ソロプレイだとずっと気づけないままになりかねない。こういう読み物を用意するのは大変だろうと思う。提供してもらえることに感謝。ありがたい。

これに限らず『Red Winter』は総じて「痒いところに手が届く」と感心することが多い。プレイして面白いゲームかどうかの評価とは別に、内容が充実していて、その完成度がとても高いところがすごい。

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