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【ゲームレビュー】Everythingーーそれは全て

ゲーム名:Everything
プラットフォーム:Switch、Steamなど
発売日:2017年4月21日、2020年2月13日
開発元:David OReilly(アイルランド)
Steam:Everything (steampowered.com)
Everything ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

全てを動かすことができる哲学体感ゲーム。

【いきもの収録項目数】
全224
動物84 魚41 水25 ハ両16 鳥25 虫33 古生0

 Everythingは全てだ。世界の全て。
 ゲーム世界で操作できるものは、およそ自機になるオブジェクトだけだが、このゲームではその範囲が本当に「全て」である。木も動かせる、動も動かせる、家も動かせる。何でも動かせる。
 本当に「全て」であるため、収録できるいきものの数も200越えとなった。このいきものを集めるため、最初は苦労した。ランダムに配置された場所からいきものを見つけ、他のいきものを見つけて、仲間にして……みたいなことを必要としたが、世界の全てを見つけることは本当に難しいと悟った。世界は広い。効率を調べようとすると、全てのオブジェクトを開放できるモードが名前入力のところにあることがわかり、収録が比較的簡単になった。
 いきものは200種類以上いるが、説明文はない。言語を日本語じゃなくて英語にすると出るというウワサがあってやってみたが、海外Wikipediaの説明文が入っていたので、今回は省略した(これがオリジナルだったら、収録・翻訳しなければならなかったので、もっときつかっただろう)。

 開発者がアイルランドの人であるからか、収録されているいきものは日本人になじみのない生き物も存在する。日本Wkipediaに存在しないものもあるだろう(たぶん、そのために日本版は説明文がなかったのだろう)。

エントレーン
オオクロムクドリモドキ

 研究者は一つずつオブジェクトを探すということはできなかった。しかし、いつかはやってみたいと思うくらいに良いゲームだった。全てになる。小さな世界も大きな世界も見て回る。そういうあてのない旅をするのに、このゲームはとても良いだろう。

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