【レポート】ヤモリ――ぺたぺた足のひみつ


いきもの名:ヤモリ
学名:ー

【登場するゲーム】

Cell to Singularity
DONUT COUNTY
DONUT COUNTYEarthpedia
Everything
Hidden Through Time
ことばのパズル もじぴったんDS

 有隣目ヤモリ科のヤモリ。漢字で書くと「家守」もしくは「守宮」。字だけで見ると、なんだかすごく縁起の良さそうな生き物だ。海外では古く嫌な生き物とされていたが、近代に入るにつれ、良い印象を持たれることが多くなったらしい。日本では漢字の通り良い印象をもたれている。
 ゲーム世界のヤモリは、本当にいろいろな見た目をしている。トカゲやイモリと区別できないことも多い。だが、その足についての言及はどのヤモリにもされている。

もしおいらにぺたぺた足があったら、天井を歩いてギャーッと叫ぶ。

『DONUT COUNTY』

 この「ぺたぺた足」と言われている足のおかげで、ヤモリは壁のどこでも歩き回ることができる。この足の構造は『Earthpedia』に詳しく説明されている。

ヤモリの指先の裏にはとても小さなひだ状構造があり、その中にはやはり超微細な毛が密集して生えている。この毛が壁や天井に接すると、分子と分子の間に生じる、ファンデルワールス力という引き合う力が生み出されるのだと考えられている。

『Earthpedia』

 この説明のように、実は「ぺたぺた足」は粘液などを出さずに、吸盤などを使わずに、この足の構造によって可能となっている。これを利用したテープが開発されており、そのテープは「ゲッコーテープ」と言われているらしい。今ではダイソーで買うことができるという噂もある。見かけたときには買ってみたい逸品だ。

※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。

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