【レポート】サバンナシマウマ――草食系男子が安全なんて誰が言ったんですか

いきもの名:サバンナシマウマ(英名:Plain Zebra マウイ語:PUNDA MILIA)
学名:Equus quagga

【登場するゲーム】

AFRIKA
Planet Zoo
どうぶつ奇想天外! ~謎の楽園でスクープ写真を激写せよ!~

 奇蹄目ウマ科のサバンナシマウマ。シマウマというと、サバンナの世界で食われる側のいきもの。草食系男子で例として挙げられるような、ガツガツしていなくて、おとなしくて、ちょっとかわいい。そんないきもの。
 ……と思われているが、サバンナはそんなあまくないし、シマウマも優男なんかじゃない。現に研究員が一人、ゲーム世界のアフリカでシマウマにノックアウトされた。
 

食性:草食、体長:肩まで1.2~1.4メートル、体重:220~350キロ
サバンナシマウマ(英語名を「Plain zebra」または「Burchell's zebra」)は、アフリカで最もよく見かけるシマウマである。シマの幅だけでなく、シマとシマの間隔も広く、その特徴的な模様によって同族他種とは区別される。シマウマ属の全種に共通して見られるこのシマ模様は、シマウマを狙う天敵の目をくらます役割を果たすといわれている。サバンナシマウマにも個体によって模様の違いが見られる。例えば、大半の個体は後足にシマ模様があるが、その模様がない個体もいる。また、両者の中間には、やや薄い色合いの「影のようなシマ模様」を特徴とする個体もいる。
サバンナシマウマは、オスと数頭のメスと幼体で小規模な家族集団を形成する。その小規模な集団がいくつも集まって、何千頭にもなる巨大な群れを形成することもある。しかし、大規模な群れの中でも、1つの家族集団に属する個体は離れず、近くで生活する。こうした認識能力を発達させるため、母ウマは産まれたばかりの子ウマを連れて、子ウマが全感覚で母ウマを認識できるようになるまで、2~3日群れから離れて生活する。
サバンナシマウマは草食動物で、広々としたサバンナではさまざまな種類の草を食べる。定期的に水を補給する必要があるが、広範囲の生息地に適応可能なたくましさと順応性を備えている。食料と水を補給するために、タンザニアのセレンゲティ国立公園内の生育域を大群で移動する。ほかのレイヨウ類と共に群れを形成し、アフリカ大陸で最も印象的な野生動物の景観をみせてくれる。
生息環境の破壊が進んでいるにもかかわらず、個体数は確保されている。サバンナシマウマは、アウリカで最も個体数が多く、生態学上最も重要な大型哺乳類の1種と考えられている。

『AFRIKA』

 群れで生活しているサバンナシマウマは敵を見つけたら皆で一目散に逃げ、少しでも多くの仲間を逃がさなければならない。そんな過酷な状況をうかつに写真に撮ろうとすれば、人間など蹴られてしまう。びくびくしているからこその好戦的だ。
 しかし、人間の狩猟からは逃れにくいらしく、そのため絶滅の危機を迎えている。今は保護政策がとられているが、以前に現実に存在したサバンナシマウマの亜種である「クアッガ」は絶滅してしまっている。
 ゼブラ柄は人気であるが、その毛皮は守らなければならない。どうしても欲しかったらドンキで我慢しなさい(暴論)。

※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。

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