【レポート】クマゼミ――朝のラジオ体操といっしょに
いきもの名：クマゼミ
学名：Cryptotympana facialis
【登場するゲーム】
クイズ＆タッチけんさく 虫図鑑DS ~虫を探そう・調べよう~
カメムシ目セミ科のクマゼミ。日本のゼミの中で最大のセミであり、これが飛んでくるとすごく痛い。セミの弾丸のような動きは本当に危険であるので、注意が必要だ。このセミは関東以南にいるため、知らない・見たことがない人もいるかもしれない。最近では関東にも進出しているという話はあるが……。
透明な羽に緑っぽい模様、太い黒い体が目印であり、鳴き声は「シャーシャー」と鳴く。その鳴き声は午前中に多く聞き、午後になると鳴き止んでいるという。西日本では、特定の木に何匹もクマゼミがついているなんてこともある。
【セミの鳴きかた】セミは、おなかの中に音を出す膜（まく）と発音筋（はつおんきん）があり、これをものすごいはやさでうごかすことで音を出し、さらにおなかの中の空洞（くうどう）で共鳴（きょうめい）させ、大きな音にしています。そしておなかをのびちぢみさせて共鳴室の大きさをかえたり、腹弁（ふくべん）という弁をつかって音の高さやリズムをかえています。
ゲーム世界ではアブラゼミやヒグラシなどのセミたちといっしょに登場することが多い。ドット絵や３Dモデルで表現されているセミを見ると、どのセミもしっかり現実にいるクマゼミを再現できている。よく見ることのできるセミの一つなので、ぜひゲーム世界でも見つけてみてほしい。
※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。
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