ストVは、密着+2フレームのゲーム
ストVが出て一か月くらいでハメコ。さんが語った内容だったかなと記憶しています。個人的には、今のハメコ。さんの立ち位置を少なからず決定付けた出来事だったかなと思います。
+2フレームを密着で取れた状況は、投げと打撃の完全2択を迫れる、というのです。
+2フレームの何が価値があると、+2フレームの状況下で投げを選択すると、相手は打撃では勝てず、投げでも投げ抜けにしかなりません。ジャンプで逃げても対空が間に合います。バックステップされても反撃はないと思います(調べてない)。
※原理は後述します
つまり、+2→投げが知らない相手には強く、さらに知っている相手であっても、+2→5F発生の中攻撃を選択することで、割り込める打撃はありません。
※キャラによっては、6Fが最速の中攻撃となるため、小攻撃(4F発生)で代替となります。
強すぎるセオリー
プラチナランクあたりからは、周知の事実になっているので、強すぎるセオリーとして、小攻撃をガードさせられたら、+2→投げが来るのがわかるので、反応して投げ抜けを押せば結構な防御率になったりします。
もちろん、それを見て、何をされたか理解できる相手なら、次は打撃が来ます。
ただ、この+2周りの思想がストV全体のバランスの良さを支えているとも思います。
ちょっと強い技が-2
これもストVの面白いところですが、ちょっと強い技が-2だったりします。
例えば、
リュウの大ゴス(前大P)
ケンの龍閃脚(飛びかかり蹴り)
ラシードの小スピニングミキサー(回転しながら突っ込んでくる技)
ルークの溜め無し大フラッシュナックル
ユリアンのEXタックル(ちょっと強い・・・?)
フレーム調整の傾向
以下のような大まかな分類が可能です。
ガードされると-2を背負う技
ガードされると中攻撃が確定する技
ガードされると大攻撃が確定する技
ガードされると飛びからコンボが確定する技
+2が強い原理
このゲームは技が相打ちした場合、優先順位に従って勝敗が決まります。
無敵技
必殺技
投げ
大攻撃
中攻撃
小攻撃
この順位で決まるため、通常技と投げが相打ちした場合、投げが勝ちます。
具体的には、
+2の状況で、攻め手が投げ(発生5F)を選択する。
ー2の状況で、受け手が打撃(発生3F※)を選択する。
※このゲーム最速の攻撃発生は3fです。
これで、
攻め手は、5f発生 -(+2有利) = 3fの隙間
受け手は、3f発生 = 3fの隙間
となり、お互いの技が同時にぶつかる状況が発生します。
その結果、先程の優先順位に従い、投げが勝ちます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?