見出し画像

アート鑑賞[18]エレイン・デ・クーニング

 アート以外のものから強烈な印象を受ける事は大切。
 批評家にはなりたくないけれど、批評家的な思考であらゆる物事を見ることも強烈な体験に繋がるきっかけになる。

 少なくとも鑑賞者であるだけでは駄目で、本人の周りの世界を変えていくような実行者である事が重要に感じる。

画像1

「闘牛」
 キュビズムに多いモチーフのバラし方と対極的に感じる。
捉え方が既にかなり抽象的(感情)で、それを出来る限りそのまま表現しようとすると抽象的(イメージ/色)になるように思う。

 自分がその時の感情を思い出せれば良いと思って描いているとすると納得しやすくて、それは赤の他人には共有しかねる情報。

 感情を100%言葉にするのは難しいから、
 抽象画が寧ろ当然であるし、
 他人と共有するには言葉以上に共有性が高いかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?