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いまさらFGO2部6章を読みました

まじでいまさらなんですけど
アヴァロン・ル・フェ読了しました。
現在、情緒が破壊されまくりです。
ゲーム的な感想も物語の感想も雑多にまとめます。
ネタバレも含まれますので。問題なき者のみ通るがいい。

妖精のやばさ

一番印象的でしたね。
いままでの異聞帯は性質は違えど人間で、
泣く泣く汎人類史を守るために滅ぼしてきましたが
救えるルートがあったらいいのにと後ろ髪を引かれながら
進んできた印象です。
今回に関して言えば「救う程か…?」という感覚。
正直、後半に入ってからずっと妖精のやばかった
無垢ゆえの残酷さや自分勝手な行動とか無責任な行動が
良くないとされる理由がありありと伝わってきましたね。
社会性大事。

個人的にああいった胸糞な表現は嫌いではないのですが
出てくる奴のほとんどが無茶苦茶だったのは初めてで
さすがに戴冠式後にはトネリコよろしく
「いっそ、滅ぼした方がいいのでは?」という思考に…。
最終的に敵対側のモルガンに感情移入ができるようになってる
断章の書き方はすげぇなって思いましたね。

妖精國は確かに美しくブリテン島は素敵でしたよ、陛下。
異聞帯ブリテン島の成り立ち自体や妖精の本質は醜悪でしたが。
これが両立し続けた2部6章は本当にすごかった。
ずっと感情の置き所がわからなかった。
個々の妖精に好感が持てても、妖精の在り方自体が受け入れられない。
ブリテン島崩壊のきっかけが「何の主張もない自己愛」とか…。
その場の見栄だけで動く存在なんてスプリガンの言う通り
物の怪でしかないですしね…。
モルガンに終始感情移入をしてしまって最期はかなり辛かったです。
そんなオーロラもメリュジーヌとの歪な関係性は印象的でしたね。
あと個人的にはノクナレアの絡みはもうちょっと見たかったな。
とても強く魅力的な女性の強い恋の展開も見たかった…。
メイヴみたいになりそうなオチなんだろうけど。

躍動トリオ

とまぁ、最も印象的だった舞台の妖精の話はこの辺にして。
主人公サイドもかなり従来と異なっていて印象深かったです。
FGO2部の主題歌「躍動」がキャストリアのテーマソングなので
そこから主人公(藤丸)、キャストリア、オベロンの三人を
躍動トリオと呼ぶそうですね。

躍動トリオがこれまでの主人公の味方たちと異なったと感じた理由は
「世界規模の使命を持つ」「その使命はやりたいことでは無かった」
「その使命の担い手が自分しかいなかったから続けなければいけなかった」
という共通の境遇だった点にあります。
これまで主人公を支えてくれたほとんどの英霊は
進んで使命を全うしたものたちや特別な力や環境にいた人たちでした。
主人公の境遇を理解し支援をして心の支えになるよう後押しをしても
「一般人だったのに強要されてやめることもできない使命」に
共感することは無いでしょう。

目的こそ違えどそれぞれが捨てられない使命のために
誰にも言えない闇を抱えながらともに旅をした経験は
これまでのどの同行者よりも信頼を置いていたのではないかと
想いを馳せてしまいます。この信頼はマシュとは方向性が
違うのではないかなぁと勝手ながらに解釈しています。
マシュは互いが全てを懸けて守り守られる信頼。恋仲に近いやつ。
躍動トリオは自分の光も闇もなんでも言えるという信頼。悪友に近い。
そんな違いがあるように思えます。
躍動トリオはお互いが似た境遇であることを感じ取っていて
踏み込まずとも真の意味で共感して理解することができるから。
同じ信頼度でもマシュとは方向性が異なっていたんだろうなって。

普通に難しかった

ここまではキャラの話でした。
物語自体についても考察やら感想やらめっちゃ語りたいけど
前述の通り情緒が破壊されきっていてまとめられませんでした。
近いうちに文章にしてこの一時の感情を残したいですね。

んで、ゲームとしての感想。
まじで難しかった。以上。

厄災戦は3つともちゃんと負けたしちゃんとコンティニューした。
サンキュー霊脈石。いやまじで。
周りからもマジでむずいという忠告?助言?はもらってたけど
どのイベントの高難度よりも難しかった気がする。
なんで通常攻撃で前衛が全滅した…?
サポーターが充実しすぎて5章までや最近のイベントとかは
基本短期決戦でなんとでもなった弊害で耐久の仕方を忘れたのが痛かった。
特にケルヌンノスはやばかった。
FGOプレイ史上初の1つのクエストで2回コンティニューするという
非常に不甲斐ない結果になってしまった。
ストーリー読みた過ぎて編成を考える脳みそが無かったのも一因かも。
あ、オベロンはマジでなんとかなったので割愛で。

ストーリーの感想はまた後日。
ついさっき読了して泣きながらハベにゃんガチャしてる
片手間に書いているので内容を全く精査してません。
(言い訳にもなりませんが。)

本当に面白かった。妖精國ありがとう!

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