私は成海璃子ばかり見ていた「ゴーストマスター」
なんか、レイ・パーカー・ジュニアの歌を口ずさみたくなりますが、それはゴーストバスター…。
ほとんど予備知識なく、フライヤー見て鑑賞を決めました。監督のヤング・ポールさん、公式HP読むとアメリカ人とのハーフなんですね…。ポール・ヤングとは一切関係ないのだろうか。
鑑賞後
うん、正直 Not for me でした。
三浦貴大扮する冴えない助監督が語る映画愛が、多分本作で伝えたいことなんだろうな、とは思いましたが、あんまり響かなかったんだよなあ…。
一方でB級映画リスペクトの特殊効果は結構楽しくて、序盤の壁ドンホラーとか、テンポもスプラッタ感もコメディ感も非常に良かったです。
あとはもう、成海璃子の魅力が炸裂していましたね。中盤まで眼鏡っ子の成海璃子、組み手する成海璃子、ゾンビ化して返り血を浴びる成海璃子…と、こんなに色んな成海璃子を見たのは初めてかも。
壁ドンがホラーになるように、原作付きアイドル映画批判も入っていた本作ですが、成海璃子の魅力を感じさせる映画としては大満足だったと思います。他の部分は、愛より、日本映画界のいやーな部分の描写が生々しい上に、最後までこれといった救いが示されてないのが残念でした。
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