湘南ベルマーレ戦感想 ガンバ大阪雑記

こんにちは。
先日の放送でガンバTVのMCがたむけんからドーナッツピーナッツに代わったことを知ったこんにゃくです。
チャーミング炒飯じゃなかったんですね。





というのは冗談です。


Jリーグ15節湘南ベルマーレ戦をDAZNで視聴しました。

ガンバに所属していた選手がなにかと多い湘南ベルマーレ。
そして実況は2戦連続で野村明弘アナ。
宇佐美の2ゴールで勝利。
個人的なハイライトはPKの判定時の山下の連続ガッツポーズ。




ざっくり

序盤は湘南2トップの機動力にDFラインをかき乱され、相手に押し込まれてしまう。
そして15分、中谷のタックルが微妙な判定でイエローとなる。

ビルドアップの面では、湘南が中からコースを切ってガンバを縦に誘導。
ガンバのボールホルダーは一度中に当てて中盤でのタメが作れないので仕方なく縦に運ばさせられる→取られる→カウンターでなかなかペースをつかめず。

ただ3バックの場合、4バックと比較してサイドにスペースができがちである。
ガンバはセオリー通りに(特に黒川が)湘南WBの裏、3CBの横のスペースを突いていくことによりペースを取り戻す。
サイドの深い位置に運ばれたボールで勝負するのは今のガンバのストロングである山下とウェルトン。 

なんとか押し返しつつあるところで29分、前線からのチェイスでキーパーからのパスを鈴木がカット、そのまま鈴木→山下→宇佐美とダイレクトで丁寧に繋いで先制。
全員がインサイドキックで繋いだゴールは、3人が瞬時に同じイメージを共有したはず。
そう思うと、草場道輝氏の作品「※ファンタジスタステラ」を彷彿してちょっと胸熱でした。

※ファンタジスタステラ=本田圭佑氏が原案協力として参画している漫画。


その後は何度かピンチがありましたが、観てる側としてはこの得点で

「あ、今日は勝てるぜ」って気になりました。


そんな感じの前半。

後半もメンバーの変更なしで再開。
湘南に攻められど全員で身体を張って守るガンバ。
去年のガンバにはなくて今年のガンバにあるのが守備の安定感。
R-1にはなくてM-1にあるのが夢。

ジャッジの基準もあってかゲームが肉弾戦になってきたところで坂本に代えて倉田登場。
2ボランチ+トップ下からアンカー+インサイドハーフへとシステム変更。

久しぶりのアンカーシステムにちょっとばたついて押し込まれる。

しかしその押し込まれている反動を利用してガンバのカウンター、山下出動!
カウンターのこぼれ球を宇佐美が拾い、再び山下にスルーパス。
山下が倒されPK獲得。ウェルトンがボールに近づいていたので、一瞬ウェルトンが蹴るのかな?
と思ったが、宇佐美が落ち着いて決めて2-0。

湘南も78分にCKからルキアンがヘディングで押し込み2-1。
直後にガンバは選手交代でシステムをアンカー+IH2枚から2ボランチに戻す。

試合終盤になって、なぜかサイド攻撃の精度が急に研ぎ澄まされた湘南の攻撃を全員で身体を張って守りきり勝利。
3連勝。
順位も3位まで上昇。


以下私の主観による感想です。

22. 一森 純

ガンバの倍以上となった湘南のシュートもほとんど体の正面でキャッチ。
技術的なことは全然わからないのですが、ステップワークが良いということでokでしょうか。
キックも安定してgoodでした。

3. 半田 陸

FC東京戦に続き、守備に重心を置いてのプレーとなった半田。
対人の強さはさすが。
山下との立ち位置/関係も構築されてきている印象。

20. 中谷 進之介

後半相手のCKのこぼれ球に身体を寄せてブロックして倒れ込む場面があった。
頭を抑えていたのでヒヤッとしたが、駆け寄った宇佐美が何か声をかけたが、中谷の反応を見た宇佐美が笑いながら突っ込んでいたのできっと大事には至らなかったのでしょう。
よかった。

2. 福岡 将太

足下の技術がストロングポイントの福岡もこの試合ではセーフティに対応。
割り切る所は割り切る。
良いDFになってきましたね。

4. 黒川 圭介

序盤戦、流れが悪い時間帯にはシンプルに相手のCB脇にWGを走らせるボールを蹴る。
インターセプトなど相手の体勢が整っていなければ自分で運ぶ。
とSBながらゲームの手綱を握る好プレー。
フル出場お疲れ様です。

23. ダワン

川崎戦の負傷以来、左手に黒いテーピング(サポーター?)を巻いて出場しているダワン。
そういえばダワンが手にテーピングしだしてから連勝が続いている…。
まさか。。。
湘南相手にも肉弾戦、空中戦でしっかりとファイトしてくれるダワンは本当に頼もしい存在。
ダワンがこの勝利の立役者のひとりであるのは間違いないですね。

16. 鈴木 徳真

序盤の行き詰った展開の時には、サイドチェンジを試してみたり、スッと前線に飛び出してボールを引き出したり。
ディフェンス面でもしっかりファイト。
相手と交錯したときに、どんな判定になっても顔色を変えないところが好きです。

13. 坂本 一彩

倉田と途中交代となった坂本。
最近は得点もなく元気がない気がするが、彼のプレスが今年のガンバの勝利に貢献しているのは間違いない。
これからも1メートルでも、一歩でも多く走ってほしい。
坂本頑張れ。応援してるぜ!

17. 山下 諒也

前半40分ごろに倒れこみちょっとヒヤっとした。
「この選手を観に行きたい!」と思わせるプレーをしてくれる山下はまさにプロ。
しかし担架で運ばれるまで走り続ける姿は、まさに「サッカーが楽しくてたまらない!」というサッカー少年の様でもあった。

97. ウェルトン

うまく試合に入れなかったのか、序盤は寄せの甘さがみられたウェルトン。
しかし、前半の得点直後のピンチ、左右に揺さぶられ、最後キーパーとほぼ1対1になった場面で後ろから現れて、身体ごと投げ出してシュートブロックしたウェルトン。オブリありがとう!!
フィジカルの強さ故になんか理不尽な判定が多い気がするが、そんなときでもレフェリーには常に紳士なウェルトン。なんてイケメン。

7. 宇佐美 貴史

試合前からいつもよりソックスを下げ気味だった宇佐美。
いつもは膝のちょい下くらいなイメージでしたが、、
上記につきまして、詳しい方がいたらおしえてください (なにを?)
1点目の得点はシュートの場面はもちろん、その前のチェイシングから攻撃が始まってましたね。
現時点ではシーズン2桁得点はいけそうなペースなので頑張ってほしい。


途中出場選手


10. 倉田 秋

56分に坂本と交代。
持ち前の走力で中盤のプレス強度を厚くする狙いだったと思われる。
倉田がいることによって監督も今回のように
「ワンアンカーにするか」
「いや!やっぱり2ボランチに戻そう!」
とトランスフォーメーションができる。


9. 山田 康太

79分に山下に代わり出場。
前節決勝ゴールの山田。
短い時間ながら守備面でマメにプレスをして勝利に貢献。


11. イッサム ジェバリ

79分に宇佐美に代わり出場。
いつの間にかスパイクがNew Balanceになっていた。
そういえば今までのはどこのメーカーだったかなと思い調べてみたら
ミズノでした。
FWなので、本人はとにかく結果が欲しいはず。

6. ネタ ラヴィ

83分に足を攣ったダワンと交代で出場。
見せ場をつくるというよりも展開的にチームプレーに徹してくれました。
6月の代表ウィークもイスラエル代表に招集されてるとのこと。
おめでとうございます。
いつかイスラエル代表の試合もみたいな。
DAZNでみれたかな?

46.  松田 陸

83分に山下に代わり登場。
前節と同じくタスクは半田の前でサイドに蓋をすること。
次はもう少し長い時間見たいところ。コンディション次第かな?

その他

湘南ベルマーレのFW福田翔生がガンバ福田湧矢の弟ということで。
アグレッシブなプレースタイルはまさに福田イズムでした。

(ガンバ目線で見ると)福田のアグレッシブさはなにげに脅威でした。

福田弟のアグレッシブさがFWで脅威。。。

逆説的に考えるとガンバ福田を復帰後にFWで起用すれば相手にとって脅威になるという式は成り立つでしょうか。





余談ですがU23時代は奥野のプレーが好きでした。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。


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