鹿島アントラーズ戦感想 ガンバ大阪雑記 J1.20節
こんにちは。こんにゃくです。
Jリーグ20節鹿島アントラーズ戦をDAZNで視聴しました。
本格的に暑くなってきているなかでの勝ち点を落とせない上位決戦。
見ているだけでも選手の疲労が伝わるような試合でした。
ちなみに海外では、テレビの前で観ているだけなのに、自分が試合したかのように話す人をアームチェアアスリートというそうです。
留学していたときに当時の語学学校の先生から聞いた話しなのでニュアンス(というか私の解釈?)が微妙に違うかもですが。。。
ざっくり
2位鹿島と3位ガンバの上位決戦。
Jリーグの審判交流プログラムでイングランドからダレン・イングランドさんが主審を担当。
基準として接触プレーは大方は流すけれど、抗議に関しては早めにイエローを出す。という印象のジャッジ。
どちらが良いのかは私にはわかりませんが、今回のようにレフェリーの毅然とした態度も素敵ですし、日本のレフェリーの笑顔を交えるコミュニケーションの取り方も私は好きだったりします。
さて、宇佐美がヘアバンドにちょんまげという独特の髪型で挑んだこの試合、お互い4-5-1でシステム上はいわゆるミラーゲームとなった。
鹿島は鈴木優磨がガンバの選手の間で受けることにより、マークのずれを引き起こさせる。
そしてガンバが鈴木優磨にプレスにいったことにより生じるずれを利用して右SBの濃野がスペースに飛び出す。
シンプルだがとても洗練されていた攻撃。
一方ガンバは両WGを使ってチャンスを作りたいので、いかにシンプルかつ良い形でWGへ渡せるかがポイント。
しかし両チームとも前半はそこまでリスクを負わず。
ガンバも途中からボールを持てるようにはなったものの、DFラインでまわして(まわさせられて?)なかなか前に運べない。
10年前のガンバなら遠藤がDFラインまで降りてきて最初から組み立てていたのかな?
そんなこんなでスコアレスのまま前半が終わり、両チーム交代なしで後半に突入。
後半のガンバはギアを一つあげてきた。
ウェルトンの位置を高めに設定して、積極的にウェルトンを使う。
暑いので当然といえば当然だが、途中からウェルトンが疲れすぎてなかなか戻れなくなる。
それでもギアをあげた効果がありガンバがゲームの主導権を握る。
しかし得点には至らずスコアレスドロー。
首位の町田と4位の神戸の試合もドローのため、勝ち点差は試合前と変わらず。
絶妙なバランスで上位チームの均衡が保たれてる。
もちろん選手は勝ちたかったはずだが、順位を考えると鹿島にアウェーでドローはGood。
さぁいざ町田戦!!
以下私の主観による感想です。
22. 一森 純
WGへ直接届けるボールの質が素晴らしすぎる。
前半、一森から山下へのパス1本で相手PA内に侵入した攻撃のコスパは最強。
3. 半田 陸
序盤から微妙に集中力を欠いていた印象。
そして後半は途中出場の藤井に手を焼きイエローをもらってしまう。
U23代表の大岩監督も視察にきていたとのことだったが、あまりアピールはできなかったか。
個人的にはもちろんオリンピックのメンバーに選ばれてほしい。
20. 中谷 進之介
「もうほぼキーパーやん。」ってくらいのシュートブロックで無失点に抑えてくれた。
良すぎて逆に書くことないっす。
2. 福岡 将太
中央から鈴木優磨、サイドから濃野とかなりしんどいゲームだったが無事無失点。集中しているけど連戦でさすがに疲れがでてるかなぁという印象。
4. 黒川 圭介
30分に相手のスパイクが顔面にあたるアクシデント。
その後はフル出場していたのでなにもなかったとおもいたい。
夏になり、お互い足が止まりだす時間帯での黒川のドリブルのスピードは相手には驚異のはず。
あとはクロスがピタリとはまれば点は取れる。
6. ネタ ラヴィ
神戸戦の勝利の立役者のひとりになったネタラヴィは今節は先発。
キープ力は健在だったものの鹿島の守備を崩すまでには至らず。
というかネタラヴィ的にはアンカーのほうがやりやすかったりするんだろうか。
16. 鈴木 徳真
今節は相方をダワンからネタラヴィに変えての出場。そしてフル出場。
鹿島のCMFが知念と佐野とボール回収能力に優れた選手でなおかつレフェリーも少々の接触ではとめないのでボランチとしては難しい試合だった。
13. 坂本 一彩
前半に相手のタックルでボールを奪われ、奪い返しにいったスライディングでイエローをもらってしまう。
坂本は試合中は基本的に感情を表にださずプレーするところが好ましいですね。”仕事人”、”職業点取り屋”って感じでかっこいいです。
17. 山下 諒也
守備面でイエローをもらってしまったものの攻守でファイト。
できればカウンターでなくても、1対1の場面は仕掛けてほしいな~。
次の町田戦に期待!!
97. ウェルトン
明らかにバテてたけど間違いなく一番仕掛けていた。
後半からは高い位置+内側で少しFWっぽい位置をとったことにより黒川が飛び出すスペースができていた。
7. 宇佐美 貴史
前半の割と早い時間にファーストシュートを打てたのでノッていけるかなと思ったが得点は奪えず。
というより毎試合今の運動量での連戦はさすがにキツいはず。
怪我がだけは避けてほしいところ。
途中出場選手
47. ファン アラーノ
71分に坂本と交代で出場。その後ポジションをトップ下→サイドに移動。
古巣対決となった。
局所で良さはだせたが、相手のブロックを崩すまでにはいたらず。
ある程度スタメンと交代カードが固定されてきたなかで、アラーノの起用法が今後どうなるか要注目。
23. ダワン
71分、ネタラヴィとの交代で登場。
タフなゲームが予想される町田戦に温存しておきたいという狙いがもしかするとあったかもしれないが、鹿島戦もタフなゲームとなったので登場。
鈴木とともに出ずっぱりなので、もう一枚くらいスタメンクラスのボランチがほしいところですな。
11. イッサム ジェバリ
83分に山下に代わり出場。
ここで点を獲れれば一気にヒーロに。
そして日替わりヒーローが毎試合誕生して優勝へ。。。
というのが理想の展開ですがさすがにそれはきびしかった。
33. 中野 伸哉
92分にウェルトンに代わり出場。
中野も今はベンチに入ったり、そうでなかったりという序列のようなのでなんとか少ないチャンスをものにしたいところだったが、まぁ出場時間が短いのでなんともいえずって感じでした。
その他
なんかYahooニュース情報では林大地選手の獲得が決定的みたいです。
怪我明けとのことなのでコンディション調整に時間がかかるかもですが楽しみです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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