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放送大学で学校地域連携コーディネータープランの認証を目指す

放送大学には科目群履修認証制度(放送大学エキスパート)というものがある。2022年から私は放送大学でこの中から学校地域連携コーディネーターの認証を目指し学習を進めようと思う。努めながら放送大学で学ぼうとした理由や今後の見通しなどをまとめておきたいと思う。では行ってみましょう。


放送大学科目群履修認証制度とは

 放送大学は様々な分野を学ぶことができる。その中で、放送大学が独自に特定の分野を体系的に学べるプランを用意し、所定の単位を取れば学びを認証する認証状を取得することができる。これが「科目群履修認証制度(放送大学エキスパート)」である。
 学びたいことがはっきりしている人にとっては、資料を取り寄せて興味ある授業を取得する、卒業を目指す方は必要な単位を履修することで目的は達成できるが、「漠然と学んでみたい分野はあるけれどどんな授業を取ればいいのか」という方にとってはこの制度のおかげで興味ある分野の授業科目を絞って選択することができる。2021年度の認証数は30のプランがあり、食に関することから宇宙、データサイエンス数学など多種多様な分野から選択できるため、学びたい方にとってここを入り口にしてみてもいいのではないだろうか。

学校地域連携コーディネータープランとは

 学校と地域との連携・協働を推進するために必要とされる基礎的知識を広く体系的に習得させる。(「放送大学 科目群履修認証制度(放送大学エキスパート)について」より)
 学校現場でしばらく働き、現在は公務員として勤務しているが、以前より学校の置かれている状況は厳しいのではないかと感じている。(詳細は割愛しますが)学校、子供、保護者だけではこの状況は変わらず、どうしても地域との結びつきが様々な場面で必要となるのではと日々感じていた。そこで感情論や自分の思い込み以外の部分で学んでみようと思ったのがこのプランを習得しようとしたきっかけだ。
 正直この認証状には全くおいしい話はないと思っている。しかし、学校から離れて改めて学校を別の角度から見ることができた。そして別の視点から専門的視点を得ることができたら自分の糧になるのではないかと感じた。現場に戻ったときに力になるのではないかという考えももちろんある。

仕事をしながら学ぶことは可能か

 学校地域連携コーディネーターの認証状取得条件は合計14単位つまりおよそ7科目である。1年で7科目の履修は仕事をしながら、特に残業もある職場の場合そんなに簡単なことではないかもしれないが、特に時間に区切りを設けずにやる場合、前期後期それぞれ1〜2科目ずつとることができれば2、3年で習得可能である。インターネット環境があれば授業をいつでも聞くことができる。試験もWEBでの試験となるため、放送大学で単位を取得することは週末に1〜2つの授業を聞くことで十分対応ができると考えた。1年目の前期に2科目とってみて様子を見てみたい。

放送大学で学んだ後何をしたいのか

 今は学校と地域に興味があるが、学んでいるうちに興味が深まれば大学院での学習も考えたい。まだ大学院については調べていないが、本業に支障が出ない範囲で通うことが可能であればチャレンジしてみたいことではある。 
 仮に学校地域連携コーディネーターの認証状のみ取得だけだとしても時間の無駄とは思わずに、きっと現場に戻った時に生きることだと思う。また、これをきっかけに地域側の人間として生きることも選択にできたら面白いと個人的には思っている。いずれにせよ何もしないことよりも確実に自分に何かがあるのではないかと思っている。

まとめ

 学校で子供によく言っていたことは「成功の反対は?」もちろん「失敗」ではなく「何もしないこと」だ、失敗(と思われること)は何度も繰り返すことで成功に近づくが、何もしないことはいくらたっても何も起こらない。お金と時間は使うことになるが、何もしないよりもちょっと動いてみることが今の自分にとっては意味があることだと思った。勉強を自分からする何dて学生時代の自分に聞かせてやりたいことがだが、ようやくそういう気持ちになったのかと思うと我ながら感慨深い。今の気持ちをモチベーションに学習を始めていきたい。

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