情報関係基礎2020解いてみた!

こんにちは、がじぇーたです☀︎

前回の記事でも言った通り、夏休みは色々なことに取り組みたいな〜と思っております、今回はその中のnote第一弾! 

2020年度センター試験の情報関係基礎解いてみた〜!ドンドンパフパフ

すみません、調子に乗りました笑

自己紹介の文章にも書いたんですが、自分は情報系の学生です。ですが、入学前にプログラミングなどに取り組んでいた、ということはなく情報系の事柄全般に対して初心者みたいな状態で入学しました。なので、夏休みは周りの経験者との差を埋めたいと思い、色々考えながら勉強中!という状態です。

今回はその中の一つとして、センター試験(現在は共通テストですが)の中で数学②として取り扱われている「情報関係基礎」の2020年の過去問を解いてみました。今回は初回なので時間無制限です。全問解きました(なので、126/135でした。慣れない表計算でのミスが多かった。反省...)。もし受験生でこの記事を覗いてくださった方がいるなら...ということも考えて私の感想も書こうと思いますが、時間無制限だったんだなということはご承知おきください!

なお、この記事は解説というよりはレポートみたいな感じになると思います。2020年度に関しては、検索すると解説をしている方がいらっしゃったので今回は解説は書きませんが、何回か解いてみて自分も書ける!と思ったら挑戦してみようかなと思います。

解いてみてざっくりとした感想は?

一言で表すならば、「さすが国が作っているだけあって、良問なんだな」といったところでしょうか。自分はセンター試験(共通テスト)に対して、所謂オーソドックスな科目の勉強しかしていませんが、その時も悪問だなと思った記憶はパッと思い出せません。国が大学入試という目的のために威信をかけて作るわけですもんね。そりゃあそうだ。でも、こちらの情報関係基礎は受験者がオーソドックスな科目に比べてどうしても少なくなってしまう。ちなみに私が解いた2020年は受験者380人なんですねー。ドイツ語、フランス語、韓国語についで4番目に受験者数の少ない科目でした(以下の大学入試センターのホームページより)。人の目に触れる機会が少ないと質が下がってしまうってことが起こりやすいのでは...?と思っていましたが、大変失礼いたしました。

あと、文章量が多い...今回は時間制限無しでゆっくり解きましたが、制限時間があるとかなり感覚が変わるかな、と。制限時間付きだとこうなるかと思えたので...↓↓初回は無制限で正解だったかもと思っています。

全体的なちょっとした分析

例年の情報関係基礎の出題のされ方を先に確認しておきましょう。

まず、問題形式について。全体は大問4つで構成されており、大問1,2が必答問題大問3,4が選択問題大問1が30点で、他の大問が35点

次に、(2006年度以降)問題内容としては、第1問は情報関連の基礎的な知識を問う問題、第2問は数理的な問題が出題されます。選択問題のうち、第3問はプログラミング、第4問は表計算に関する問題となっています。尚、第3問は、Cやpythonなどの特定のプログラミング言語を用いるのではなく擬似コードを利用しており、アルゴリズム中心の出題なので、プログラミング経験がなくとも形式に慣れれば解ける人も多そうに思いますし、言語によって差が生まれることもなさそうです。第4問に関しても、使用する表計算ソフトの書式などの説明が載っています。(自分は表計算ソフトはほぼ無経験でしたがこの説明と付き合わせて初見でも解いていくことができました。)

よって、受験生の方々にとって、どちらを選択すればいいのかという話については、個人の好みや得意不得意に合わせていいかな、と今回は思いました。

激しく暗算をするような科目ではないので、練習を積み重ねていけば高得点は順当に取れそうな気がします。

問題の見た目は実用的な事例から持ってきているため、教科書などで勉強しても...と思いそうですが、全体として情報関係の方の考え方(理論的な考え方とでも言いましょうか)を感じたので、「必要な知識を押さえ、問題の考え方の根本を理解し、それを問われる形式に合うように少しだけ要素を追加する」ということを意識すればいいのではないかと感じました!

第1問の感想

問1は漏れなく関連の用語を理解しておくことが重要だと思います。情報というと発展が著しい分野ですので、技術の方の理解が優先事項のように考えられがちな気がしますが、法律や権利関係の理解が欠けては実生活に何もいかせません。

問2は情報の符号化ですね。実用と人間の理解のしやすさから、10進法と2進法で説明されがちですが、原理を理解していれば今回のちょっとした変化球もなんてことなかったのではないでしょうか。原理の理解を確認する上で良問だと思います。

第2問の感想

問1は問2に繋げるための問題かと思われます。ここでの法則の発見が問2での問題解決に繋がっていくわけです。

問2が学生に解かせたかった問題だと思います。ただ、独自の単語が出てきたり、文章が長かったりと少々解きにくくされているのかな、と。しかし、誘導が何をさせたいのか理解すると解きやすくなりそうですね。実際に何かしらの課題に取り組むときもこのように対称性なんかは考えることは多いので、実践的でいいと思います。

第3問の感想

宝探しのゲームをプログラムする、という問題です。

問1はプレイヤーの動きの設定、問2では配列の利用と絡めて制御文を設定し、問3で今までの考えをまとめると同時に終了条件を考えるという構成です。

正直、これめちゃくちゃ良問だと思います。

自分は高校のうちはプログラミングなどの経験がなく、進学後に初めて授業で習ったと書きましたが、学校の授業では最初は書式に慣れること優先でアルゴリズムは後なんですよね。とりあえず動くプログラム書けるようにならないと、アルゴリズムが正しいか判定しようがないから、という考えなのかな?と個人的には思っていますが。

でも、やっぱり重要なのはアルゴリズムの方だと思うんですよね。「問題解決はこうしたら出来そうだ」→「じゃあどうやって実際に進めようか?」が思考の道筋だと思うので。最初のが出来ないと意味ないですよね。

そういう意味で、問題解決の道筋を出しプログラミング的な考え方に落とし込む、アルゴリズム重視の問題としてすごくいいと思います。

それに基本が穴埋め型式ですから。この形に慣れると実際にアルゴリズムを考えてプログラムする時、かなりやりやすくなりそうです。

...自分も頑張ります。

第4問の感想

表計算ソフトでの売り上げ管理を通して、業務や取扱商品の検討をする問題ですね。ほほう、こちらも実用的だ...

ちなみに、先述の通り無経験なので自分は苦戦しました...

しかし、表計算の中でどのデータを用いてどういうことを計算したり、情報を抜き出したりしたのか、そしてその書式に慣れればあまり問題はないのかな、というのが感想です。書式を押さえて、素早く回答出来ればかなりスピードアップできるかな、と!

また、シートの作成だけでなく、そこから情報を読み取ることも要求されているので、問われている事柄を正確に理解し、正確に返答する力が問われていそうですね。

総括

2020年の情報基礎良問が多かったと思います。ただ、共通テストに向けてなのか文章量が多いですね。

基礎事項の理解はもちろんのこと、その運用、つまり情報処理能力が問われているように感じました。(情報関係基礎のみならず、どの科目にも言えるのかなと思いますが。)

受験生の皆さんに関しては、時間をかけてなら問題を解けるぞ!という状態に持ち込み、そこから処理速度をあげるべく演習を進めるべきかと思います。

自分は、結構為になるかなと思ったのでもう少し過去問を解いてみようかと思います。次は、よりいい文章を書けるように頑張ります!!

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