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どうしてギャラリーをやろうと思ったか

ギャラリーをオープンしたのは、今から6年前の2013年。フリーランスのWebデザイナー歴7年くらいの時。事務所兼ギャラリーならやれるかもしれないと思ってスタートしました。

それまで仕事で打ち合わせに行くことはまれ。95%以上は自宅での作業の日々。会社勤めの時とは違って一人での仕事なので、どこか寂しかったり退屈な部分があって人との接点を求めていました。
そして、今後一生フリーランスで、もっというとWebデザイナーで生活できるのか、無理かも知れない。何か別の職の可能性を作っておきたいと考えていました。

フリーランスになり事務所を借りてみたかったのですが、1人事務所で借りるのはさほど意味がない気がして、結局自宅で7年間仕事をしていました。

大学生の頃から美術やアートは好きでした。フリーランスになったあと、香川の直島に行ったことがその先に与える影響が特に大きかったです。直島のことはまた別で書きたいですが、町中や道端に普通に作品がおいてあり、なんだかおもしろいなとワクワクする感覚は今でも忘れられないです。

縁あって自宅近所にある遊工房アートスペースのWebデザインの仕事をさせてもらったことが、ギャラリーに興味を持ち始めた大きなきっかけとなります。もっと日常的に作品が見られる・見てもらいやすい場所があればいいなと感じていました。

ギャラリーは世の中にたくさんあって自分がやらなくてもいいのかも知れない。ただ、Webデザインができる強みを活かしてできるやり方があるんじゃないか。自分の事務所を兼ねたギャラリーはできないだろうか。

ギャラリーを経営することは、先に挙げた、人との接点や別の職を。という部分の解消にもつながる。ギャラリーがうまくいけば事務所の家賃も抑えられる。

1つの仕事を突き詰めるのも大事ですが、それだけで勝負するよりも複数を掛け合わせた方が自分にはあっている。そう言い聞かせつつ2013年にスタートしました。

#吉祥寺 #ギャラリー #フリーランス

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