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最高峰のソフトチュールスカート製作秘話

完璧にこだわる。最高級のソフトチュール。

ゴルチエのソフトチュールを着るバネッサ・バラディ。

こんにちは,大阪なんばにある高級セレクトショップ「Gallery」社長のSNSスタッフです。
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ソフトチュールは難しい


ソフトチュールは,とても繊細でかつ布自体に伸縮性がある素材です。

このため,縫うのも一苦労ですし,そもそも型紙を引くのも大変。

生地が伸縮するということは,「普通の型紙」で引いた通りに縫うと,ボヨーンと伸びたゆるゆるした服が出来上がってしまうということ。



なので,ウチの社長がデザインして,ソフトチュールスカートを作るとなったら,もう大変!(社長は完璧こだわりマンですからね!)

試作品ができては「もっとここを詰めて」という作業を繰り返し,女性の体を最大限美しく魅せるラインを作るために,工夫して工夫して型紙を作り直しました。

型紙は宇宙人仕様


そうすると,出来上がった服はまるで細〜い宇宙人が着るようなシルエット。

えっと,細すぎやしませんかね?


「え,社長,これマジで大丈夫ですか?」と言われる形でしたが,人が着るとあら不思議,「普通の型紙」で作った服の何百倍も美しいシルエットが出ます。

例えば,ここ。見てください。


一枚一枚のパーツが扇形になっています。でも,繋げてスカートにすると,綺麗な円になる。

女性の体を最大限美しく魅せるには



実は,クオリティの高くない服だと,スカートの前後で同じパーツを使っていたりします。でも,人間の体は前後ででっぱり方が違いますよね?

女性の腰のラインを最大限美しく魅せるために,ヒップの下はしっかり締まって,後ろにトレーンを引くように,前は前で,お腹からのラインを最大限美しく魅せるように,各パーツの型紙を引き,一見シンプルな,しかし完璧に美しいスカートが出来ました。

弊社ブランド「Gallery」ソフトチュールスカート。ため息が出るほど美しいラインです。


しかも,チュールのマーメイドスカートですので,透けないようにpetticoatがついています。このpetticoatにのみスリットが入っているこだわりぶり。全女性,当店で一回試着して感動してみてください。

これはウチの社長の最高峰こだわりチュールスカートの話でしたが,他に弊社ではFUZZIも取り扱っております。

FUZZI 極端にかっこいい。

FUZZIはゴルチエのチュールを製作していた会社で,最近まで日本とは取引が途切れていました。この度復活したため,日本で唯一当店だけが受注会も開催しております。
 
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SNS担当 横井
 
 
 
 
 
 

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