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日本で最も初期からゴルチエを扱った店「ギャラリー」の自己紹介

始めまして!大阪ミナミの「なんばCITY」にある高級セレクトショップ「Gallery」の社長のSNSスタッフです。(Xもあるよ!)

今日は初めての投稿なので,自己紹介として,
当店の歴史,もとい,ジャンポールゴルチェと歩んできた歴史を話させてください。

日本で最初期にゴルチエを置いた店

皆様は,日本で最初期に,jeanpaulgaultier(ジャンポールゴルチエ)を置いた店が,大阪のセレクトショップだったことをご存知でしょうか?

実は,大阪は西区,九条の商店街にある「リヨン」というブティックが日本で最も初期にゴルチェを取り扱いました。当店の前身です。
 
約40年前のこと。
当時はコムデギャルソン,ワイズ,BIGI,ニコル,イッセイミヤケの時代。

ゴルチエと提携を結んで,日本で販売しようとしていたのがオンワード樫山(アパレルの会社)。

ゴルチエの洋服を置いてくれる店を探して,オンワード樫山の担当者が関西を巡っていました。

*画像は生成AIですが,
実際オンワードの担当者は,口髭を生やし,長髪で,ズートスーツを着ていたそうです。

ところが,当時ゴルチエは日本では無名。
その上,派手すぎ・アヴァンギャルド過ぎて,服の写真を見ただけでどの店も取り扱うことをお断りしていたそうです。
 
そんな中,オンワード樫山の営業担当は,モードサロン「リヨン」に飛び込みます。

「ゴルチエを扱ってください」というお願いを,当時のオーナー,リヨンのマダムはもちろん断ろうとしました。
が,そこで「待った」をかけたのが……お店にいた男子中学生。


 その男子中学生は前の夜,雑誌(多分,男子専科かハイファッション。ここは曖昧)でゴルチエのランウェイ記事を見て,「かっこいい!」と思っていたところ。

「両性具有」と書いて「アンドロジナス」と読ませる文字。


ロングでソバージュヘアの男性が,レースでシースルーのスカートを履いている,ランウェイ写真。

たまらん,かっこいい!こんなの日本になかった!とその中学生は大興奮していました。

中学生男子の熱意が,日本にゴルチエを上陸させた


1982年の映画「ブレードランナー」を見て,スチームパンクに憧れていた中学生男子(当時14歳)は,ゴルチエに夢中になりました。それが弊社社長とゴルチエの出会いでした。
 
というわけで,当時中学生だった弊社社長は,「ゴルチエは今,世界一尖ってる!絶対取り扱うべき!」と,リヨンのマダムこと自分の母親に直談判しました。


\中学生男子の熱意が/
\ゴルチエの日本での販売を後押しした/

そんな経緯で日本に入ってきたゴルチエ。
 
なお,当店は1984年頃〜2005年まで,なんばCITY地下2階(2024年7月現在ユニクロがあるところ)にてjeanpaulgaultier(ジャンポールゴルチエ)専門店として営業しておりました。

その店知ってる!という方はぜひコメントでお知らせください。

これからどうぞよろしくお願い申し上げます!

大阪 なんばCITY 1階 セレクトショップ「Gallery」

SNSスタッフ 横井
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