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私はみんなと違う?孤独なあなたへ


私は、思春期の時代が一番孤独だった気がする。

普通に友達もいたし、普通に楽しかった。

でも、少しの違和感もずっと抱えていた。

何かが馴染まない。

誰かといつも群れることに疑問を感じてた。


ある日友達に、何気なく言われた。

「りえは、何かの感情が足りない 笑」

今となってはその言葉の真意はわからない。

当時の私は、その場の空気を読んで何となく笑ってごまかした。




でもずっと、私は冷たい人間かもしれないという恐れはあった。

みんなが楽しそうにしていても、

誰かが悲しんでいても、

どこか冷めてる私は欠陥品だと思ってた。


私はみんなと何かが違う?

そんな疑問が頭の片隅につきまとってた。

孤独だったけど、その孤独からいつも必至に逃げてた。

大好きな人との失恋や、夢への挫折、何をやっても上手くいかない現実。

自分が嫌いで嫌いで、そのうち孤独から逃げきれなくなっていった。

そして、孤独の闇に飲み込まれた。

どちらかといえば、抵抗する気力もなくなって飲み込まれにいった。





底の見えない暗い海に沈むと、色んな声が聞こえる。私を罵る声、縛る声、焦らせる声、夢を取り上げる声。

あぁ、私はこうやって自分を圧し殺してきたんだ。

抵抗もせずしばらくすると、いつの間にか静かな場所に来ていた。






そしたらさ、孤独は美しかったんだ。

孤独 は 孤高 なんだってハッとした。

孤独なままで、堂々としてればいいんじゃん。

そう思った。



いま、孤独なあなたへ。

あなたは、孤高の人です。

誇りを持つことを自分に許してください。

あなたが、あなたでいることを決めたとき、

隠していたその部分が色彩を奏でだす。

誰にもならなくていい。







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