早朝

半開きの視線
ぼやけている朝日を後に
君の背中見つめてたあの日

澄んだ空気吸い込んだ
背伸びの痛みで
目を覚ます

そんなたわいない日常は
確証ない奇跡と同化する
気付いた時はもう遅い

かわいた枕に見える仕草
淡い記憶が今を苦しめる

知らない方が良かった
後悔のワンルームぼっち
ただ、あけくれて
夢に溶けて
現実に棘を刺す
眠れない夜を明かした後の
早朝で…

半開きの窓
涼しい風が頬を撫でて
目が覚めてしまう今日

目覚ましも鳴らない
遅刻もない
つまらない

変わってしまった日常は
非情な人生に踊らされる
一部欠けたパズルだった

一回り多めのミス達
消えない習慣が今を苦しめる

知りたくなかった
哀愁ワンルームLost
ただ、呆然と
絶望に慣れ
希望に溺れる
気付いたら始まる明日の
早朝で…

静けさに嫌気がさして
街に出てきたけど
やっぱ…そうだよね
幸せそうで煩いな
朝露に濡れて
朝日に乱射してく

知らない方が良かった
後悔のワンルームぼっち
ただ、あけくれて
夢に溶けて
現実に棘を刺す
眠れない夜を明かした後の
早朝で…

許せない夜を生きた後の
早朝で…