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マヤ暦と宇宙シリーズ⑮~赤い空歩く人~

「マヤ暦」とは、約4000年前の古代マヤ文明で神官が儀式を司る時に用いられていた神聖暦(カレンダー)のこと。数学と天文学に優れていたマヤの人々は、自然と調和できる精密な暦をつくっていました。また、天体の巡りや宇宙の波動が人間に大きな影響を与えていると感じていました。
260日周期のマヤ暦では20の神様(太陽の紋章)が13日ずつ見守ってくださり、毎日異なるエネルギーが降り注がれています。20×13=260日、マヤ暦では日や人をKINという単位で表しています。このマヤ暦260KINの中に、誰でも自分のKIN(マヤ暦バースディ)が存在しています。もちろんひとつずつ、性質や特徴が違います。

自分が生まれてきた日に宇宙から受けたエネルギーはどんなものだったのでしょう。エネルギーを胸いっぱい吸い込んだ瞬間、生まれてきた目的が「刻印」され、人生の流れが決まるそうです。この刻印が太陽の紋章であり、自分の本質に大きく影響を及ぼします。
本来持っている才能や生き方などの道標となるのがマヤ暦です。このシリーズでは1つずつ太陽の紋章を紹介していきます。

今回は、太陽の紋章「赤い空歩く人」(Ben:ベン) KIN 53~65を取り上げます。
2021年10月23日~11月4日まで「赤い空歩く人」のエネルギーが流れる13日間となります。

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深い知性と良識を兼ね備えている「赤い空歩く人」は生粋の教育者の顔をもち、人を育む才能があります。常に周りを思いやり、ボランティア精神旺盛な方が多いのも特徴です。
「世のため、人のため」という精神を大事にし、社会貢献のために行動できる人たちです。例えば、“経営の神様”と呼ばれた松下幸之助さんや、稲盛和夫さんも「赤い空歩く人」の紋章を持っています。名言もたくさん残されていますが、その言葉には、誰かを元気づけて成長させたいという思いがしっかり込められているようです。

そんな「赤い空歩く人」の13日間ですが、この紋章を持つ人に限らず、全ての人に赤い空歩く人のエネルギーが降り注ぐ期間となります。
「赤い空歩く人」をマヤ語ではBen:ベンといいます。ベンとはトウモロコシのことです。マヤの土地では天に向かってまっすぐ伸びていくトウモロコシを「天と地の柱」とも呼び、豊かさをもたらす象徴としていたようです。天と地を繋ぐように「赤い空歩く人」は人と人を繋いで成長を手助けする役割をもっています。“成長と育成”がテーマとなる「赤い空歩く人」の13日間は、自分自身の成長とともに、周りの人もまっすぐに良い方向へ引っ張ってあげるよう意識して過ごしてみましょう。人材育成することは「赤い空歩く人」のシンクロポイントです。しっかり面倒を見てあげることが大切です。

探求心が旺盛になる時期でもあります。「答えはいつも自分の中にある」とよく言われていますが、その答えに辿り着くにはやはり知識も必要です。新しい世界観と知識を得ることができたらフィールドは拡大するでしょう。この広い世界に貢献していく、そんな思いで日々成長していけたら素晴らしいですね。

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☆宇宙とつながるキーワード☆
「空間」「未知の領域」「天と地の柱」「成長と育成」
活動しやすい自由な空間を作りましょう。自身の心の中にも、良いものが入ってきやすいようにスペースを残しておきましょう。新しい領域に足を踏み出すことも良い流れを作ります。領域といっても難しく考えることなく、いつもと違う道を歩いてみよう…など些細なことでも十分です。リズムを掴みやすくなり、自然と心が整っていくはずです。

☆赤い空歩く人の恋愛☆
「赤い空歩く人」の恋愛ポイントは同じ空間を共有することです。良い出会いを探す時は、SNSなどではなく、実際に会いに行ってみることが大事です。面倒見が良く、相手をリードしてあげることが得意な「赤い空歩く人」は、少し頼りなくて放っておけないような異性に惹かれやすい傾向があります。甘やかしすぎないよう気をつけつつ、相手の状況をしっかり見てあげて、ここぞというときに励ましてあげると良いでしょう。

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マヤ暦はもともと神官が用いていた暦であり、天文学がベースになっています。
自分が生まれた瞬間に、宇宙から受けたエネルギーにより人生の流れは決まっています。
古代からのマヤの叡智により本当の自分を知ることで「答えは自分の中にすでにある」ということに気づいていただけるのではないでしょうか。
そして、宇宙からのメッセージを意識して過ごすことで、自然のリズムと共鳴し、心を整えることができるようになるはずです。
毎日を心地よく過ごすために、このマヤ暦を一つの道標にしてくだされば幸いです。

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