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魂の成熟度と転生回数

意外だと思われるかもしれないけれど、魂の成熟度と転生回数は比例しない。転生回数が少ないからといって魂の成熟度が幼いということは決してないのだ。

ワタシのようなタイプの人は例外にはなるけれども、何回も転生しているからと言って、魂の成熟度が高いというわけでは決してない明らかな理由というものがじつはある。

魂がそもそも誕生した惑星において、誕生する前に必ずあるのが「魂の会議」なのだけれども、その会議で話されることはこの魂がなぜこの惑星に誕生する必要があるのかと魂がこの惑星にとってどんなメリットがあるのかが主な話の内容になってくる。

そして惑星内で暮らす魂もいれば、惑星外転生を何度も行う魂もいるし、地球に志願して転生を果たす魂たちもいる。

私たちは地球に志願して人間としての転生を果たしたということになるのだけれども、その人間として転生することによって、魂が求める人間としての目標やゴールにどれだけ近づくことができるかということが課題となってくる。

それはそれぞれの惑星が持つ課題や使命、才能などを活かして、人間として満たされて、しあわせな人生を送ることがゴールへと近づいていくことにつながる。

しかし、それが一度の人生だけで全うできるわけでは決してない。

そして、魂が誕生する前の「魂会議」は、地球へ転生する際も再度行われ、それによって人間として魂を成長させるためにどんな目標やゴールを設定するのが望ましいのかを主に話し合う。

だが、一度、肉体を持って人間として転生すると、魂会議で話された内容は綺麗さっぱり忘れてしまうようになっている。

だからこそ、毎度、人間に転生したとしても、魂の成熟度を高めるための目標やゴールが何であるかもどんどん忘れてしまうのだ。

それよりも何よりも、それぞれの時代で生まれたトラウマや傷などの昇華にどちらかというと気持ちが向きがちになってしまうので、「なぜ地球へ人間として転生してきたのか」という大義名分を忘れている人がほとんどなのだ。

そうなると、転生回数が多ければ多いほど、魂会議での内容がどんどんと薄れてしまい思い出すことすらなくなってしまう。もちろん、思い起こすためのあらゆる出来事を魂は何度も人生に用意していることは言うまでもない。

しかし、人間は魂の成熟や向上のために自分が生かされているとは決して思わないものなのだ。

だから、転生回数が多ければ多いほど、魂の成熟度とは反比例な状態になってしまうのだ。

転生回数が多いからと言って、魂の成熟度が高いわけではなく、まただからといってそれが悪いというわけではない。そうなって当然というか、自然の流れでもあるから。

地球で人間ライフを送っていると、ついつい「正しい」と「間違っている」のどちらかに分けて物事を考えなければいけないと思いがち。しかし宇宙ではそんなルールは一切ない。

転生回数が多いから魂の成熟度が高いわけではないから、よろしくない魂であるなんてことは決してない。それぞれの計画、ペース、タイミングというものがあるから、それを尊重するのがベストなのだ。


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