勝手にラリーガアワード 優秀選手賞20-21


超絶個人的な自己満足で、ラリーガ20-21の優秀選手をまとめます。

上位3チーム(アトレティコ、マドリー、バルサ)からは選出していません。面白くないから。
あとダビド・シルバとかヘスス・ナバスみたいな往年の名選手も外しました。

ラリーガめっちゃ見たぜ!玄人好みの選手を選んだぜ!ドヤ!みたいな意味合いは全くないけれど、別にそう思ってくれても結構です。

なんで上位3チームから選ばないんだよ!意味わからん!なんて文句を言う人はいないと思いますが、そういう人向けに上位3チームからだけ選んだベスト11を書いときます


オブラク
トリッピア/サヴィッチ/ヴァラン/ジョルディ・アルバ
カゼミーロ/モドリッチ/ジョレンテ
メッシ/スアレス/ベンゼマ

以上です。早速本題に行きます



GK

●アイトール・フェルナンデス(レバンテ)
29試合(スタメン29試合) 46失点

スーパーセーブメーカー。いつもハイライトなセーブを見せていた。失点数は普通に多かったがGKのスタッツなんてよく知らんから印象で。

●ウナイ・シモン(ビルバオ)
37試合(スタメン37試合) 40失点

いつの間にやら代表の正GK候補になっている男。アップダウンの激しかったチームを最後方から支えた。
シモンと言われるとシモン・サブローサより前に女子マラソンのリディア・シモンを思い出してしまう世代です

●セルヒオ・エレーラ(オサスナ)
33試合(スタメン32試合) 40失点

シーズンを通してスタメンに定着。安定感抜群だったと思う。ビルドアップ貢献もまあまあ。

●エドガル・バディア(エルチェ)
30試合(スタメン30試合) 52失点

特別枠。73分けにムカつきすぎて今季を語る上で外せない存在になってしまったので入れておく。終盤使われなかったのは怪我なのか干されなのか知らん。残留おめでとう



DF

●ジュール・クンデ(セビージャ)
34試合(スタメン33試合) 2得点

サイズはないがスピードとバランスは群を抜く。
ビルドアップ、というか普通に突破が上手く、攻撃では飛び道具にもなった。レッドブル系クラブと相性が良さそう。ちなみにおれの会社の後輩に顔がめちゃくちゃ似てる


●パウ・トーレス(ビジャレアル)
33試合(スタメン33試合) 2得点

左利きの生え抜きCB。ラウル・アルビオルの相棒として今季もフル稼働。人に強い守備力にプラスしてビルドアップ貢献が高く、ペップのチームにいそうなタイプ。
ユナイテッドに狙われているらしい


●ロビン・ル・ノルマン(レアルソシエダ)
33試合(スタメン30試合) 0得点

正確なボールコントロールとロングキックを兼備。こちらもプレミアに行きそうな選手。ちょっとスピードは怪しい感じがあるが、今すぐラングレと入れ替わっても問題なさそうなクオリティ。


●ガブリエウ・パウリスタ(バレンシア)
31試合(スタメン31試合) 0得点

バレンシアの頑張るおじさんは今季も頑張った。ボールに強くプレー選択を間違えない選手。アーセナル時代はなんで駄目だったんだろうね。
今季は若者の多い最終ラインをよくまとめた。彼の指導によって来季、ギジャモンが魔改造される(予定)

●エメルソン(ベティス)
34試合(スタメン34試合) 1得点

バルサと共同保有してるだかなんだかの右サイドのスピードスター。アスリート能力に振り切った気持ちの良いSB。
替えの効かない働きだったが、バルサ復帰が発表された。すぐどっか売られそう。先季のレギロン(セビージャ)といい、良いSBは売れちゃうね

●マルコス・アクーニャ(セビージャ)
30試合(スタメン26試合) 1得点

スパーズに移籍した上記のレギロンの代わりにスポルティングから加入。とにかくテクニカルでアルゼンチン人ぽい左のSB。ビルドアップと幅取りの貢献が高く、レギロンとはまた違う魅力を出した。攻撃ではフィニッシュにも関わる多彩さを発揮


●ホセ・ガヤ(バレンシア)
33試合(スタメン32試合) 1得点

厳しいシーズンになったチームで、生え抜きのガヤは左右両方のSBで、どちら側でも高いクオリティのプレーを見せた。ワールドクラスじゃないverのフィリップ・ラームって感じ。EUROのスペイン代表にも選出。



MF

●レナト・タピア(セルタ)
32試合(スタメン32試合) 0得点

ラリーガ・グッドファーザー賞をあげたい風貌(既婚者かどうかも知らん)。肩に子供乗せて歩くのが似合いそうランキングでも上位に入る。ランキング1位はドラゴンボールのウパの父。
初のラリーガ挑戦だったがビルドアップでも守備でも欠かせない存在に。既にパリ、ユーベから熱視線が寄せられているとの情報も

●セルヒオ・カナレス(ベティス)
31試合(スタメン28試合) 8得点

今季ラリーガで一番キレキレだった人。サッカー楽しいだろうなーーー上手いなーーー
ライン間でどうにかしてしまうテクニックで相手を翻弄。高精度なロングキックも魅力。多彩なベティス攻撃陣の中でも一際輝きを放った

●マウロ・アランバーリ(ヘタフェ)
34試合(スタメン33試合) 3得点

アトレティコに欲しい選手その1。
対人でのパワフルさと狭いゾーンでのテクニックを併せ持ち、ボールが中盤を経由する試合も、頭の上を行き来する試合もどちらも対応可能。熱いハートを持つファイターであり、ウルグアイ人はアトレティコと好相性なイメージなので、ぜひコケのライバルとして入団してほしい

●ヨン・モンカジョラ(オサスナ)
36試合(スタメン28試合) 2得点

アトレティコに欲しい選手その2。
オサスナ生え抜きのプレーメーカーは今季36試合に出場。視野が広く、前を向くと鋭い縦パスをつけられ、攻撃のスイッチを入れた。
守備貢献も高く総合力が高いMF。よそに取られる前に、ぜひアトレティコで夢を叶えましょう。中盤は代表の先輩も多いよ!

●ホセ・ルイス・モラレス(レバンテ)
38試合(スタメン30試合) 13得点

ラリーガの中位のクラブってこういう選手いるよねオブザイヤー。組み立ての中心であると同時にカウンターのフィニッシャーでもある。ラリーガのトランジションマスター、ジェイソン・キッドである(世代)。
今季は38試合全てに出場し、13ゴールと大活躍。36節バルサ戦での美しいボレーシュートのようなゴールを当たり前のように決めてしまう。今季誰でも点が取れてバランスが良かったレバンテの攻撃を操った。

●アンデル・ゲバラ(レアルソシエダ)
31試合(スタメン25試合) 1得点

攻撃的なマイボールサッカーで良い印象を残したソシエダのアンカーとして、スタメンに定着。CBからのボールの引き出し方が上手く、簡単にボールを前進させられるところが魅力。
ソシエダの選手は名前や背番号の判別が個人的に難しく、優秀選手に選んでおきながら顔が全くわからん(調べろ)


●マヌ・トリゲロス(ビジャレアル)
35試合(スタメン30試合) 1得点

まず風貌からして往年のペップ・グアルディオラに似てる。エメリ体制で重宝され、不動のレギュラーに。パレホと共に中盤でタクトを振るうと同時に、ライン間に侵入してフリックマンとして攻撃陣をジョイント。イニエスタみたいな活躍をした。
トリゲロスって他に見た事ない名前なんだけど、昔住民登録しようとした先祖のロドリゲスさんがスペルミスしたんだと信じてやまない

●モイ・ゴメス(ビジャレアル)
35試合(スタメン29試合) 4得点

今季のビジャレアルで、ボールを持ってアタックする選手が多かった右サイド。モイ・ゴメスは左サイドを独占した。CHもWGもこなせる技術と器用さがあり、内に絞っても外に張っても仕事ができる便利なアタッカー。

●ブライス・メンデス(セルタ)
34試合(スタメン30試合) 9得点

今季スタメンの座を確保して躍動したデカいテクニシャン。アスパスが引っ張ってくれた背後を使うのもデニス・スアレスと並列でプレーするのも上手く、ミナとアスパスの2トップになる試合ではアウトサイドでも能力を発揮できた。今季は9得点。セルタの攻撃的なスタイルの象徴になれるか

●ゴンサロ・ゲデス(バレンシア)
31試合(スタメン27試合) 4得点

個人的にはいつまでバレンシアにいるんだと思う選手。
ライン間に顔を出してボールをもらうスピード、正確性が高く、脈絡のないポジトラでチャンスを演出できる。シュートはたぶん下手くそ。同郷のC・ロナウド感のある突進を見せる事もある。



FW

●ジェラール・モレノ(ビジャレアル)
33試合(スタメン30試合) 23得点

右ハーフスペースでボールを受けての前進。クロスに飛び込んでのフィニッシュ。ビルドアップへの参加。第一ディフェンダーとしての仕事。など、メッシ、イアゴ・アスパスと共に"ラリーガタスク過多3強"を形成した。ELを制覇したチームのエースとしてキャリア最高の活躍。

●サムエル・チュクウェゼ(ビジャレアル)
28試合(スタメン13試合) 4得点

正直開幕前はあまり知らない選手だったが、開幕戦を見て"あ、これ久保建英は試合出れないわ"と思った。スピード感がありゴールに直結するチャレンジができる。まだ一皮も二皮も剥けそうなワイドアタッカー。

●ルーカス・オカンポス(セビージャ)
34試合(スタメン30試合) 5得点

どこかこじんまりとしてしまった今季のセビージャで、人間兵器として"一人でなんとかする"を実践し続けた。左アウトサイドにいたはずなのに気づくと右で1vs1してる謎の行動範囲で、縦横無尽に攻撃を牽引。持ち場を離れたがらない選手が多いセビージャでスパイス効いてた


●アレクサンデル・イサク(レアルソシエダ)
34試合(スタメン30試合) 17得点

肌がすべすべしてそうなストライカー。すらっと長身だがあまり長身を活かす事はない。ビルドアップ重視でエレガントだったソシエダで、不動のフィニッシャーとして17ゴールをあげた



●イアゴ・アスパス(セルタ)
33試合(スタメン33試合) 14得点

なんでも自分でやらなきゃ気が済まない一生イヤイヤ期のエース。水色のユニフォームが似合いすぎる。コウデ監督の下、数年ぶりにバランス感覚というものを取り戻した、少なくとも取り戻そうとはしたチームで今季も最多得点。40歳くらいまでこのキャラでやってほしい



以上です。選外でもパレホとかソレールとか、スソとか。やっぱりスペインは中盤の良い選手は多いですね。一方FWの出来で順位が大きく変わった印象。
皆さんの優秀選手もぜひ教えてください!

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