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ビシッとCL4節 レヴァークーゼンvsポルト 2022.10.12

10/12
バイ・アレーナ
レヴァークーゼン 0-3 ポルト
【ポルト】'6 ガレーノ '53(PK) '64(PK) タレミ

こちらのリターンマッチは中間にレヴァークーゼンの監督交代があった。シャビ・アロンソが就任。勝って抜け出したい両チーム。

6分、GKディオゴ・コスタからのロングパス一発でガレーノが抜け出してフィニッシュまで行ってポルトが早速先制。素晴らしいスピードと1stタッチ。ちょっと止めようがなかった。

レヴァークーゼンはPK失敗があったり決まったけどオフサイドがあったりと運もない。
ディアビをフリーマンのように動かして両サイドを抉るような狙いはなんとなく見えた。人の移動が少なくて直線的すぎるところは前監督の頃から変わりない。4-2-3-1だなぁって感じ。ディアビ自身もボールを求めて動き回るが、コンビネーションで抜け出すような考えはほとんどなく。そしてシックは相変わらず孤立している。

前半のポルトは早めに先制出来た事がすべて。こういう展開を期待していたはずで、CLではそれがなかなか出来ないよね、という中で願ってもいない点が取れた。ガレーノのクオリティをやっと見られた。

前半はパス成功数でも324:136とレヴァークーゼンが圧倒。ポルトはブロックを作って我慢。プレス回避で逃げながらどこかで刺せたらいいな、という進め方。落ち着いて試合をした。ピンチはかなりあったが。


後半開始からポルトはジョアン・マリオに替えてエバニウソン。
ぺぺ(この日は3番の方がいないので11番の方と書く必要がない)が右SBに回る、よくやっている交代。彼の方が守備の信頼が厚いという事でしょうか。

53分、ポルトの2点目はPK。ちょっとかなり微妙なファールだったが、そこに至るボールの失い方が非常に悪かったレヴァークーゼン。CBが無茶なドリブルをして、なんとか相手を抜いたと思ったら離したパスを攫われて逆襲。前半に一つPKをもらってるし、気をつけるべきだった。

64分なんともう一個PK。ガレーノの侵入にコスヌが肘から入る少し印象の悪いチャレンジでファールを取られた。ちょっと可哀想じゃないかな。これが決まって3-0で勝負あり。

ポルトの何かが改善したとはあまり思わない。ガレーノが決定的な仕事をしたが、あまりにもスペースを与えすぎた。レヴァークーゼンは約束事のない守備に見えて、けっこう時間がかかりそう。集中力も保てていない様子。
ポルトは非保持では大外でボールを持たれるところまでは許容。4-4-2の超コンパクトなブロックを作って真ん中を割らせない。レヴァークーゼンはシック目掛けて大外からクロスを上げる事はなぜかしないので、侵入される事もなく普通に守った。

これでポルトが連勝。勝ち点6でグループ2位に浮上した。レヴァークーゼンは厳しい立ち位置に。次節、アトレティコと負けたら脱落となる。ちなみにレヴァークーゼンはアトレティコに勝っても、ポルトがブルージュに勝ったら2位以内はなくなる。何もかもが戦前の予想から大きく外れているグループBだが、残すは2試合。ブルージュの勝ち抜けは決まったがポルト含め3チームはまだ1勝が必要。

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