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4節 アトレティコvsウエスカ(A) 2020.9.30

開幕戦を大量得点で勝ったアトレティコ。
いきなりの中2日での試合
対するは昇格組のウエスカ。岡崎慎司所属
昨シーズンはセグンダで優勝。得点ランキング10位までにウエスカの選手が1人もいないんだけど、どうやって優勝したんでしょうか。岡崎の12ゴールがチーム最多かな?
昇格組にしては選手の入替も少なめ。GKとDF1枚くらいなもんで

〜ウエスカのここまで〜
vsビジャレアル(A) 1-1
vsカディス(H) 0-2
vsバレンシア(A) 1-1

まだ白星なし。バレンシア戦はふわっと見たんだけどあんまり記憶にない。両サイドを広く使って2トップはエリア内で勝負。
9番のラファ・ミルと、12番岡崎慎司。2人ともまだ無得点
バレンシア戦の最後はガメイロのホームランシュートに救われたような記憶だが嘘かもしれない
こちらは中3日だが、突然アトレティコが6点も取った試合を見せられたところでどうするんだろうね?おれが監督ならターンオーバー使いながらドン引きするしかない気がするんだが。
GK含め8人がここまで3試合全て先発してる。選手層はいかがなものか


●スタメン
大幅な入替が予想されるスタメン!

オブラク
トリッピア・フェリペ・エルモソ・ロディ
トーマス・サウル・ジョレンテ・ビトーロ
フェリックス・スアレス

スタメン

コケをターンオーバー。今季のコケのタスクは注目、と同時にちょっと心配もしている。
その辺はまた別の機会に
トーマスがこの日はスタメン。CBはフェリペとエルモソの組み合わせ。エルモソ、どんなもんかね。まあまあ崖っぷち感
MFも大幅に変更し、トップにスアレスをスタメン起用

・ウエスカのライン間圧縮
・フェリックス頑張れフォーメーション
・厳しい日程の中での選手起用

●前半
・ウエスカの形
ウエスカは岡崎をCFにした433
使うサイドは主に右。7番ダビド・フェレイロのアイソレーションを希望している様子。この選手は上手かった
左の24番ボルハ・ガルシアは中央に入って中盤を助けたり、岡崎と一緒にペナルティーエリアにアタックしたりという仕事。
撤退する時は4バックと中盤3枚でライン間を圧縮。アトレティコの縦パスを完璧に阻害。両翼もアトレティコのSBを見る位置までマンツー気味に引く。カウンターはあんまり決まらなそうな構成だが、まずは守備から、という形

・アトレティコのビルドアップ
トーマスがいてCBがエルモソなので、サウルは高めのポジションで後ろと前をリンク

前半


ビルドアップ時平均ポジションはこんな感じ
フェリックスは左ハーフスペースで欲しがるがなかなか出てこず、3センターより手前まで降りて触ることが多め
ビトーロはフェリックスとの打ち合わせなのか、自分がスアレスの近くでプレーしたいだけなのかわからんがセンターレーンに立つ
後方からスアレスへのパスコースも空いていないので、前節のようなスイッチを入れる縦パスが入れられない。
SBも両WGにマンマークされていて、なかなか手詰まり。
斜めに走ったスアレスへのロングボールとか、単発ではエリア内に入れたが。

・前半終了
ホームのウエスカがしっかり守備から入り、前節は面白いように通ったアトレティコの縦パスを入れさせないところから試合に入った。しっかり組織された良い守備だ
攻撃も7番ダビド・フェレイロのクロスに3枚くらいエリアに入って、一発を狙えていた。CKの質も高い
こうなるとアトレティコは「引いた相手にジョレンテシステム発動」と行きたいところだったが、前半は見せ場なし
ターンオーバーの都合もあり、コレア・カラスコをどのくらいの時間使うかなど、不明な部分も多いが、どうするか


●後半
・変化を生みたいアトレティコ
スタートからコレア投入。交代はビトーロ。
コレア右でジョレンテが左かな

後半密集


多分意図的に左に人を寄せる
ライン間がダメならどこでもいいからとりあえず前向け、的な
トーマスまで左に落ちてた

徐々にフェリックスとジョレンテのところで前を向けるようになる。
59分にはフェリックスからスアレスへ一本で決定機。

61分にはジョレンテとスアレスがout
カラスコとコスタがin
これは戦術的ってより事前に60分で交代が決まってたという感じ。

・1点を求めて攻勢
メンバーが入れ替わりながらも徐々に徐々にフェリックス周りでボールが動き出す。エリア内でラッシュを何度か作りカラスコ、フェリックス、コケらに決定機が来たが最後までウエスカが死守した。


●試合結果
後半は試合を動かしたがウエスカも集中した守備で突破を許さずスコアレスに。
「引いた相手を崩しきれなかった」というのは簡単だが、ターンオーバーもありメンバーも流動的。その中で試行錯誤しながら決定機を作るに至った点は一応評価したい。100回やっても負けない内容だったと思うし

これでフィールドプレイヤーで2試合フル出場はフェリペ、ロディ、トリッピア、フェリックスのみ。次も中2日なのでSBを入れ替えたりフェリックスを使わなかったり、というゲームになるだろう。
スコアレスとはいえ、特に悪い印象のあったゲームでもなかったし、むしろ後半に入って狙った攻撃ができていたようにも感じたので、ポジティブに考えたい。

9/30
エル・アルコラス
ウエスカ 0-0 アトレティコ
得点者
【ウエスカ】
【アトレティコ】


オブラク 7.0
後半は意外とカウンターをもらったが危なげなく。
ウエスカの狙いだったセットプレーも安定して守った
トリッピア 6.0
後半コレアが入ってからの方が前に出られた。
どフリーのクロスが何度かあったが合わなかった
フェリペ 6.5
ハイボールはセットプレーの守備が主。
前がかりになった後半はカウンターに晒されたが冷静に対処
エルモソ 6.0
ビルドアップタスクが期待されたがウエスカの守備が厚く、あまり見せ場なし。岡崎とルーズボールの追っかけっこが多かったが流石の対応
ロディ 5.0
豊富な運動量からのおもちゃクロスは相変わらず
トーマス 6.5
この日はスタメン。中盤でいつも通りフィルターになりながらボールを動かした。ミドルシュートチャンスが複数あったが不発
サウル 6.0
前節よりの前でのタスクが多く攻撃で躍動。
スイッチが入りにくい試合だったのでエリア内侵入などは少なめ
ジョレンテ 6.0
前半は仕事なし。後半左に移ってフェリックスと共にようやく攻撃の形を作った。60分で交代
ビトーロ 5.5
前半だけの出場。チーム全体で効果的な攻撃ができていなかった前半、特にビトーロに責任があったわけでもないが。
フェリックス 7.0
後半は周りに生かされながら攻撃に関与。
66分には相手3,4人を翻弄して決定機。終盤はエリア内侵入を繰り返したが惜しくもゴールならず。引き続き好調
スアレス 6.0
思うようにスペースがなくプレーエリアは限定的。
それでも裏抜けで決定機を作った。ワンタッチフリックの巧さも変わらず。60分で交代

コレア 6.5
お手本のようなターン技術でゾーン突破を手助け。
シメオネに期待された仕事はできた感
カラスコ 6.5
80分エリア内でキレキレの切り返しを見せるが惜しくもゴールは奪えず。今季はキレが良い
コスタ 6.0
後半途中からCFに。今季はこういう起用も多そう
スペースがなく四苦八苦した
コケ 6.0
後ろは考えずエリア内まで侵入
終盤のスピードアップに貢献

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