輪音天生の話をする
過ぎる話ですが、SUPER SOUND STAR 2024お疲れさまでした。
イベント当日や後日通販にて拙宅の本をお手に取っていただき大変ありがとうごさいます！
ポプでイベント参加したのは4年ぶりでしたが、あったかい気持ちになれました。
今回のnoteは5/5に出したイオ×ロア本「輪音天生」について、あとがきで書ききれなかった話をつらつらと綴る自己満足の塊のような話です。全編通して本のネタバレがありますので読まれた方向けの内容です。
本を出そうと思った動機の詳細
まず昨年自分はこんな記事を書きました。
何をしたかというとカーコネで創作キャラのカードを作りつつ、解明イオ・ロアのノマカを引いて、解明版の彼らの解説を見て、ラピス時代と比較し「ああこういうことなのね！」と自解釈を深めていたのでした。
たしかこの記事書いた三時間後なんですよね。
あくたさんがKONAMI退社した事を知ったの…
恥ずかしながらあまりコンポザの動向についてアンテナが張れていないオタクであり、ついでにポプに再燃したのも4年ぶりだったので、peace初期～ユニラボまでなんも知らなかったんですよ。退社したの2022年やぞ！
凱歌Adventが公開されたのが2022年1月、あくたさんが退社したのが同年6月。Adventの歌詞とか考えてたときから退社すること決めていたのか定かではないのですけども…
解明イオ・ロアは揃いのへそだし肩にモコモコ付き衣装を纏い、同じ色のでかい羽を生やして一緒にいる姿を見たら、元になったGeMiNioИの二人が別れても二人を模したキャラだけはずっと一緒…てコト！？とオタクは誇大解釈するに至りました。
気づけば二日でネームを仕上げるに至りましたが、これはネーム嫌いのわたしからしたらかなり速いです。この時点で本文44Pになるのもきめてました。おそろしい～
こういうリアル事情に衝撃を受けた結果本を出すという行為をして表現してしまうのが、ああオタク…になってしまいますね
内容についてつらつら
こっからは完全に本を読まれた方向けの話になります。
今回の話、イオとロアが解明版になるにあたって色んな出来事がありましたよ、ていうのが大筋になるのですが、そこにリアル事情(あくたさん退社)を取り入れた結果、ロアが自分の死期を悟ってどこかにいく、という流れにしました。
死期を悟って一人でどこかにいくとか猫かな…まあロアってでかい猫のイメージあるし…とか思いながら描いてましたが、いただいた感想で「おおきな猫」ていわれたので、思惑が伝わってにこにこしました。
ネームの時点で一番頭を抱え、こういうことイオは言うんだろうか…てなったのは29Pと30Pのあたりの問答でした。
解明イオ・ロアの負けアニメで、イオがロアをかばうムーブをしていたから、自分の独断と自己完結で一人で勝手に死にに行くことを選んだら、怒ってくれるやろ！まではすんなりいけたんですが…
解明のときの依頼者のコメントに「仲が悪そうだかいつも一緒にいるらしい」とか、ポプカに書かれた嫌いなものの台詞を見ると、本人らの自認は仲が悪い(でも周りから見たら仲良くない？)みたいな感じでわたしは二人を見ておりました。
普段の言動からだと確かに仲は悪そうだ。でも、相手に消えてほしいとか、そういう事は思っていない。だから、勝手に消えたら好きにいきられるだろ…とか、知った風に言われたら嫌だ…みたいな感じで特に悩んだ29Pの台詞は書きました。
30P31Pの二人の泣き顔なんかは、涙が出てくることに本人が戸惑う(特にイオが)ように見えたら、う、嬉しいな～みたいな、そういう……そういう……
あと今回、助言役にステラさんお招きしたのは何だかんだイオ・ロアと出演バージョン被ってる(ラピス、うさ猫、解明)ので、彼らの様子を見ているんじゃあないか…？と思った結果あのように出演していただきました。
ポプ10からの大先輩だし(メタい)、みんなの理想の王子様なんだからそら適切なアドバイスだってできるやろ！という欲目も込みで出しました、へへ…
そんな感じで、5月5日に出したイオ×ロア本でこういうの考えてましたな話でした。
マジで自分だけが楽しい裏話のようなあれですが、ここで話した意図が伝わっていたら、わたしは嬉しいなと思います。
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