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中高生レビュー集

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世田谷学園の中高生によるレビュー集。
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記事一覧

浮遊感の世界(Billie Eilish - “your power” 歌詞和訳&レビュー)

昨年の第62回グラミー賞で、史上最年少となる18歳で主要4部門を含む5冠に輝いたビリー・アイリ…

2020年度に鑑賞した映画レビュー

 今年度は、新型コロナウイルスの影響もあり、自宅で過ごす時間が増えた。そこで、僕は映画な…

芸術と斬り結ぶアンドロイド(鵜川龍史「時の器」解釈とレビュー)

本学園国語科の鵜川龍史教諭が第8回 日経「星新一賞」優秀賞を受賞しました。以下は、受賞作「…

君に寄り添う歌声(Coldplay - Fix You 和訳・歌詞分析)

イギリスが世界に誇るビッグバンド、コールドプレイ。ボーカルのクリス・マーティン(高身長イ…

色彩は光に溶けて(Official髭男dism 『I LOVE... 』レビュー)

「僕が見つめる景色の その中に」……。 耳に残る美しいメロディーにのせて、この曲にはもう…

今村昌弘ってすごいですね(『屍人荘の殺人』レビュー)

ミステリ愛好会会長の明智恭介と、同じくミステリ愛好会所属の羽村譲。そんな2人のもとに探偵…

心の壁(『新世紀エヴァンゲリオン』レビュー)

庵野秀明監督のアニメ作品に『新世紀エヴァンゲリオン』というものがある。15歳の少年碇シンジは、ある日突然疎遠だった父に呼び出され、その地で謎の生命体「使徒」の攻撃を目の当たりにする。そして、その使徒に対する唯一の対抗手段である「エヴァンゲリオン」のパイロットとなり、戦闘を重ね、使徒と人類二つの生命体の存続争いに巻き込まれていくというストーリーだ。 謎の生命体使徒が使う特殊な力として、「ATフィールド」というものがある。ATフィールドは通常兵器を無効化し、エヴァンゲリオンでし

延命と尊厳死(『最後の医者は桜を見上げ君を想う』レビュー)

この本に登場する二人の主人公福原雅和と桐子修司は、対極的な医者である。福原は副院長でとて…

「ずっと真夜中でいいのに。」の楽曲『ヒューマノイド』を分析!

バンド「ずっと真夜中でいいのに。」(通称「ずとまよ」)による『ヒューマノイド』。 2018年11…

「耳をすませば」をみた方が良いです(『耳をすませば』レビュー)

「耳をすませば」は、スタジオジブリが1995年に制作した近藤喜文監督の長編アニメーション映画…

スピードで変わった映画の世界観(『スピード』レビュー)

※ ネタバレあり 1994年にアメリカで公開された映画スピードは当時のアクション映画を刷新す…

コンテイジョンから学ぶ感染症(『コンテイジョン』レビュー)

2020年、華やかなオリンピックイヤーを迎えるはずだった日本は、現在世界各国とともに重大な危…

他民族との共存(『進撃の巨人』から考える)

少年マガジンに「進撃の巨人」という作品がある。作者は諌山創で、もうすぐ完結しようとしてい…

香港の壁について(『進撃の巨人』から考える)

最近香港で国家安全維持法が施行されることになり、それに対すデモが世界中で話題になっている。 そもそも香港は、今では中国の領土であるが、かつてはイギリスの植民地であった。そのため、香港は中国の共産党の支配から逃れることができ、自由な経済活動が行え、表現の自由があり、一時の繁栄を手にすることができた。 しかし、1997年香港は中国に返還され、自由な活動ができたイギリス領から、活動の制限される中国領になった。 それでも香港は中国領になる際に、50年間は資本主義を採用し、社会主義国