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中高生批評・レポート集

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世田谷学園の中高生による批評・レポート集。
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記事一覧

芸術と斬り結ぶアンドロイド(鵜川龍史「時の器」解釈とレビュー)

本学園国語科の鵜川龍史教諭が第8回 日経「星新一賞」優秀賞を受賞しました。以下は、受賞作「…

新しいグローバル像とSNS

世田谷学園では、毎年、生徒の自由な研究発表の場として〈SETA学会〉を開催しています。 この…

正義の「見方」(2020年度弁論大会高校3位)

 近頃、自粛警察、マスク警察などと呼ばれる人たちによって、コロナ禍に外出している人やマス…

新時代の文化(2020年度弁論大会入賞)

こんにちまでの日本文化の歴史を紐解いていくと、文化の担い手は時代とともに様々に変化してき…

歴史の壁は、超えられるのか。

 過去と未来をつなぐ歴史的な「つながり」も、時に現代社会を横断する厄介な代物を生み出しう…

国際連合と平和への取り組み

 現在、世界には子どもでも戦争に行かなくてはならない状況が続いている国と地域が多く存在す…

「マトリックス」の正体(『マトリックス』批評)

過去に実施した国語科特別演習「視覚芸術と近代」の最終レポートです。 演習では、映画『マトリックス』を中心に扱い、映画『2001年宇宙の旅』を補足として鑑賞しました。  映画「マトリックス」を見て、いろいろな疑問を持つ人は多いのではないかと思う。実際に私がその一人である。  エージェントはなぜいるのか、なぜカンフーで戦うのか、体はなぜマトリックスへ転送されないのか、などである。  だが、今回は一番大きな疑問である、「マトリックスとは何なのか」ということについて自分なりの答えを

HERO?(『マトリックス』批評)

過去に実施した国語科特別演習「視覚芸術と近代」の最終レポートです。 演習では、映画『マト…

映像に現れるメッセージ(『マトリックス』批評)

過去に実施した国語科特別演習「視覚芸術と近代」の最終レポートです。 演習では、映画『マト…

隠された二面性(『マトリックス』批評)

過去に実施した国語科特別演習「視覚芸術と近代」の最終レポートです。 演習では、映画『マト…

観ている人を引き込む力(『マトリックス』批評)

過去に実施した国語科特別演習「視覚芸術と近代」の最終レポートです。 演習では、映画『マト…

トリックスター/認識/差別主義(『マトリックス』批評)

過去に実施した国語科特別演習「視覚芸術と近代」の最終レポートです。 演習では、映画『マト…

制度と現実の齟齬を越えて(中学三年生の小論文紹介)

現在、中学三年生の国語(現代文)で扱っている今福龍太「バイリンガリズムの政治学」(『国語…