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ラグビー用語ようわからん! という人たちへ!

前回に引き続き、今回もラグビー関連について書かせていただきます!
色々ありますが、主にポッドとシェイプ、ラックとモール、タックルについて書きますね!ラグビーで最も多く見られるものばかりですので、理解してもらえると、試合をより楽しんでみてもらえると思います!

ポッドとシェイプとは?

よく「これって何が違うんですか?」や「攻撃の種類ですか?」といった質問が多いですね。実はこれは違いや攻撃の種類と言ったことはないです。これらは構造です!


ポッドとは「FW8人のプレーヤーを3〜4箇所にばらけさせて配置したそれぞれの塊」のことを指します!典型的な陣形(塊)は1331や242といった形が多いです。ちなみに日本代表は前回のW杯では1322の形をとっており、珍しい形で各試合に臨んでいました。


一方でシェイプとは「選手全員の攻撃の時の立ち位置」のことを指しています。15人の選手の立ち位置は実は大体決まっているのですが、パスを放る選択肢が複数あるという状態です。この「シェイプ」の中にあるのがポッドだと考えてください。例えばSHの人がそのポッドにいる選手に直接放るのか、あるいはSOの人を経由して放るのか、SOの人はポッドの裏の人(これをオプションと言います。SOやインサイドセンターのようにパススキルに優れた選手が務めることが多いですが、チームの戦術により変わってきます!に放るのか等々色々選択肢を作っておくことで、相手ディフェンスの的を絞りにくくしていきます。

ですので、攻撃時の選手の立ち位置(シェイプ)をチーム内で決め、その中に結果的にポッドを作って攻撃をし続けることをイメージするとクリアになるかと思います!

ラックとモール


これは私が高校生の頃、よくラグビーテストで違いを聞かれてました!ラックは「一人が地面に倒れ、その上で相手選手と味方選手が組み合っている状態」、モールは「全員が立っている状態で組み合っている状態」を言います。よくブレイクダウンという言葉を聞くと思うのですが、大体はラックの状態でこうなっていることが多いです!この「立っている状態」についてですが、最近は「ボールを持ったプレーヤーが膝をついたら倒れている状態」という状況が多くなってきていますね。だからレフリーが「タックル!」といっているわけです!

ただ、定義は定義です。実際にレフリーはプレーを見ながらどちらの状態なのかを判断するので、もしかすると解釈が異なることもあるかもしれませんね!



タックル

これにも実は種類があるんですよ。大まかにいうとdominant tackle, choke tackle, side tackle, double tackleですね!
簡単に説明すると、最初のが「相手を仰向けにする、もしくは後退させる好タックル」、次が「相手を抱え込んで、ボールを出させないようにするタックル」、その次が「横から倒すタックル」、最後が「一人が上、一人が下に入って倒すタックル」です。他にもlow tackle, middle tackle (私の高校では「タックルスキル」という名の練習メニューがあり、low, middle, doubleタックルの練習をしていました)があると思います。

最近よく厳しく反則を取られているのがhigh tackle(首より上に手をかけてしまい、倒すタックル)です!

今回も少し長くなってしまいました!
少しラグビーについて理解していただけましたでしょうか?コロナ禍で思い切って観戦するのは難しいと思いますが、いつか思い切って観戦できる日が来ることを願っています!

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