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『超現代語古事記』

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#月読命

日本で最初の親子ゲンカ

天照大御神(アマテラスオオミカミ)という太陽の女神、月読命(ツクヨミノミコト)という月の男神、建速須佐之男命(タケハヤスサノオノミコト)という嵐の男神が生まれました。素晴らしい神々が生まれたことを、伊邪那岐神(イザナキノカミ)は大変お喜びになり、

イザナキ「たくさん子供を生んできたけど、最後に三柱の貴い子=三貴子(みはしらのうずのみこ)を得た!最高や!」

と仰せになりました。そして、自らの首飾

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今度こそ!誕生、天照大御神

イザナキの禊命からがら黄泉の国を脱出した伊邪那岐神(イザナキノカミ)は、

「あんなヤバイとこやと思わんかった。絶対、俺の体も穢れ(けがれ)たわ。身を清めなあかん。禊(みそぎ)しよ。」

そう思い立って筑紫国(つくしのくに)の日向(ひむか)の大河が海へそそぐ河口にお出ましになり、禊祓い(みそぎばらい)をなさいました。筑紫国の日向は宮崎県の日向(ひゅうが)ではないかといわれています。

伊邪那岐神は

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