学舎

過去書いた文章を少しずつ出していきます。拙文駄文ですが資料の文字起こしの手間を省くこと…

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過去書いた文章を少しずつ出していきます。拙文駄文ですが資料の文字起こしの手間を省くことは出来るかと。

最近の記事

ロシア国内における反政府パルチザン

1.初めに   令和4年2月24日から始まる「ロシアのウクライナ侵略」を受け、ロシア国内において、プーチン・クレムリン・軍に対し、テロリズムやサボタージュを続けている勢力(パルチザン)が存在する。  戦争を遂行する政府にとっては、物言わない民衆と死んでくれる兵隊が必要なのであり、意に沿わない右翼も左翼も市民も不必要である。反戦リベラルや極左組織以外にも、ウクライナ一つ叩き潰せないプーチンロシアに対し、指導部の刷新と戦争遂行体制の構築をテロで目指す右翼がいたとしたら、当然、政

    • ペロシ訪台における妨害活動と本朝右翼の展望試案

      1.ペロシ訪台における妨害行動 〇初めに  令和4年8月2日から5日にかけ、ナンシーペロシ米国下院議長が訪台した。ペロシは、蔡英文中華民国(台湾)総統と会談し、同国高官らと円卓会議を行った。同事案に対し、訪台前から中華人民共和国政府(大陸)は猛反発。大陸外務省は、米国駐大陸大使を呼びつけ、「ペロシ議長は意図的に挑発を行い、台湾海峡の平和と安定を破壊した。その結果は極めて重大で決して見過ごすことはできない。アメリカはみずからの過ちの代償を支払わなければならない。」と恫喝した

      • SEALDsの展望についての私見

         『情況』2021号に掲載された東浩紀へのインタビューに於いて、東浩紀は「僕は、SEALDsに関しては一貫して、彼らは続けるべきであり組織にして政治運動をやるべきであると言ってて(以下略)」とある。同団体の運動の幕引きを批判する声は他にもあり、その一つに「政党を結成すべきだった」というものがある。ここではSEALDs全盛期に比較されることの多かった香港と台湾の学生運動を引き合いに考えたい。  『日本×香港×台湾 若者はあきらめない』では、黄之鋒(元香港衆志)や陳為廷(時代力

        • 香港雨傘運動ってなんだ?(草稿)

          (平成31年4月17日書き終わり) ※某所で紹介した際の草稿であり、散文、箇条書き、羅列であるが諒解されたい。 1. はじめに  我が国は国民が自由と民主主義を謳歌できる素晴らしい国である。天皇アキヒトくたばれデモも、天皇親政を求める宮城前流し街宣も認められる素晴らしい国である。憲法が権力を縛ってくれるおかげで、突然反政府系書店の店主が消えたり(2015年10月の銅鑼湾書店店主失踪事件)、国歌を歌わなかったら逮捕されたり(2019年1月23日、中国国歌侮辱を取り締まる法案

        ロシア国内における反政府パルチザン

          皇統の男系継承

          (平成28年8月27日書き終わり) 敬称、敬語を使っておりません。聖上陛下は聖上と表記しました。歴代天皇の表は転載に当り見辛くなりました。 1、 初めに  今後の天皇制度の存続が非常に危機にあると私は認識している。現皇室の皇位継承順位は第一位皇太子、第二位秋篠宮文仁親王、第三位悠仁親王、第四位常陸宮正仁親王、第五位三笠宮崇仁親王と第五位まで存在するが、皇太子は56歳、秋篠宮は50歳、悠仁親王は9歳、常陸宮正仁親王は80歳、三笠宮崇仁親王は100歳と悠仁親王が最も若く、この

          皇統の男系継承

          新右翼・民族派の直接行動(反米運動を主に)

          平成30年6月16日に書き終わり アメリカを攻撃対象にした新右翼・民族派という潮流の惹起したテロ・ゲリラ事件について説明する。 1. 『YP体制打倒青年同盟』系テロの勃発 YP体制打倒青年同盟系のテロ・ゲリラ事件の一覧 昭和52年3月3日 経団連襲撃事件 YP体制打倒青年同盟 昭和52年12月8日 国民前衛隊事件(米英ソ大使館へ発煙筒投擲) 国民前衛隊 昭和53年3月19日 防大卒業式檄文撒布事件 YP体制打倒青年同盟 昭和58年1月6日 伊勢市役所火炎瓶投擲事件 YP

          新右翼・民族派の直接行動(反米運動を主に)

          血盟団事件とその思想

          平成29年8月23日書き終わり 敬称、敬語を使っておりません。聖上陛下は聖上と表記しました。また、闕字平出もしておりません。 1. 血盟団事件概要 血盟団事件は昭和七年二月九日の小沼正による前大蔵大臣井上準之助射殺、同年三月五日の菱沼五郎による三井合名会社理事長団琢磨射殺の二件の殺人事件により表面化した昭和維新運動の一噴出形態である。黒幕は日蓮宗僧侶井上昭で、茨城県大洗の立正護国堂を拠点に大洗の青年グループ、東京帝大・京都帝大グループ他、後称“血盟団”が政財界の巨頭を殺害

          血盟団事件とその思想

          神兵隊事件とその破壊・建設

          平成30年2月28日書き終わり 敬称、敬語を使っておりません。聖上陛下は聖上と表記しました。また、闕字平出もしておりません。   1. 神兵隊事件概要  『最新 右翼辞典』拠り神兵隊事件の概要を抜粋する。「1933年(昭和8年)7月11日、天野辰夫と前田虎雄を中心に右翼団体の他、海軍航空機を使って首相官邸などを襲い、皇族内閣を実現し昭和維新を達成しようとクーデターが計画されたが、事前に発覚して関係者62人が検挙された事件。」  『右翼・民族派事典』拠り同様に概要を抜粋する

          神兵隊事件とその破壊・建設

          “承詔必謹”の限界と二二六事件

          平成29年1月13日に書き終わり (〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇に於いて発表された内容を加筆修正一部削除致しました。) 敬称、敬語を使っておりません。聖上陛下は聖上と表記しました。また、闕字平出もしておりません。 1、初めに  聖上は先のビデオレターに於いて譲位の意思を国民に明確に伝えられた、と私は考えている。また各種メディアや国民間でも生前退位或いは譲位という言葉を用いて天皇退位の是非を盛んに話しているが、言葉を受けて大衆やリベラルは図らずも聖上の意思に従う「承詔必謹」を示

          “承詔必謹”の限界と二二六事件