モンゴル人の領土意識
◆2023年5月30日(火)
なんだか朝から体がダルい。
こういう時は二度寝をするんだ。
9時半に起きてデリカから出ようとすると…あれ?鍵が開いてる?
まさかのノーロックで車中泊していた、あぶね!
これは人的ミスですよ。
車外にでると駐車場の前がすごいことになってる。
そういえば昨日の夜雨ふってたな。
ホテルも雨漏りしている。
もう6日もシャワーに入ってないから頭が痒くて仕方がない。
ホテルのロビーでシャワーを貸してくれないか頼んだら近所に公衆浴場があると教えてくれた。
宿泊してないからシャワー使わせてくれないのは当たり前だよね…
1週間ぶりのシャワーは別格だ。
そこからスーパーに食品の買い出しに。
バナナ、パン、ヌテラを購入。
ホテルに戻ってレストランでアマプラ見てたら今日もご飯を分けてくれた。
ここの従業員は優しいな、昼食代が浮いたぜ!
警察と約束してる18時半まで時間があったので今までのドラレコ映像を取り込む。
パソコンにSDカードを差し込んで録画ファイルを確認すると
録画されてない・・・
正確にいうと録画されていないわけではない。
なぜかすべての録画が1分で止まっている。
謎すぎる。
SDカードのフォーマットとドラレコ本体の設定を初期値に戻せば直るはず。
とりあえず明日はアルタイまで5時間ドライブの予定があるからドラレコが直ったかどうかはアルタイに着いたら確認しよう。
今までの運転動画が録画されていなかったのはショックすぎる。
今日は絶対に昨日もらったビール飲む。
そんな訳で悲しんでいたらホテルのブレーカーが急に落ちてWi-Fiも使えなくなってしまった。
従業員にいつ復旧するのか聞いても分からないと言う。
まぁ、こんな感じで適当だから車中泊もさせてもらえているのかな。
Wi-Fiがないと何もできないので散歩にでることに。
いい感じのカフェを発見、ピロシキを食べた。
それから近くの雑貨店に入店。
「すみませ〜ん、店内の写真撮ってもいいですか〜?」
「いいですよ〜」
「ありがとうございます、えっ、日本語!?」
店員のトヤさんは大学は日本語を専攻して今は雑貨店で働いている。
バヤンホンゴルには日本人は一人も住んでおらず、日本語を話すのも10年ぶりだそう。
散歩から戻って約束通り警察と合流、日本の日本車乗ってた。
ホロルさん宅に寄ってお子さん二人を拾ってから川を案内してくれることに。
行きの車内でモンゴルについて色々と教えてくれた。
モンゴルは男性と女性で定年の年齢が異なるそうで、男性は60歳、女性は55歳。
ただし、女性は出産する子供の数が多ければ多いほど早く定年を迎えることができる。
川に到着。
地元の人は川の水を生活用水にするんだって。
ただ、本来見るべき川が駐車場から遠すぎ&寒すぎて手前の川でギブアップ。
帰りの車内、ロシア&中国と国境を接することについてどう感じているか聞いてみた。
「良い点と悪い点があると思うわ。」
「具体的には?」
「良い点は二つの大国に挟まれているから経済的に発展できること。悪い点は…
領土を取られちゃったことかしら。バイカル湖も内モンゴルも本当はモンゴルの領土よ。」
彼女の言葉がなんとなく心に引っかかる。
モンゴルは内陸国のため物資の輸入はどうしてもロシアと中国を経由させる必要があるので両国の機嫌を損ねないよう政治的に立ち回る必要があるとも言っていた。
ホテルに戻って夕飯を食べてアマプラの続きを見て就寝。
おやすみ〜
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