見出し画像

モンゴルに到着

◆2023年5月22日(月)

8:00起床

今日は日本からウランバートルに出発する日。
その前に8:30から営業開始する区役所に行って住民票を抜いてきた。
8月末までは一応会社員なので9月以降は本物の住所不定無職になってしまう。
マイナンバーカードは一時的に失効するらしいが日本に戻ってきた時に区役所に行けば有効化してくれるらしい。

区役所がなんだかんだ小1時間くらい時間かかったので帰宅してすぐに成田空港に向かう。
成田エクスプレスには初めて乗ったがサンライズを超える興奮を味わうことはなかった。

途中モンゴル側の通関処理をしてくれたヒシゲさんと電話して車の受け取りについて最終確認。
5/23の朝にホテルまで迎えにきてくれることになった。

空港に着いてお見送りに来てくれた家族友人と軽く談笑してから早々にチェックインを済まし、やっと旅が始まる実感が湧いてきた。

モンゴル航空でウランバートルまで行くのだが、ホームページ情報だと預け入れ荷物は重量20kgまで、機内持ち込み荷物は重量5kgまで。
カウンターで機内持ち込み荷物を計ったら15kgもあって一瞬ヒヤッとしたけど特に何も言われることはなかった。
この辺は窓口の人のさじ加減で決まるのだろう。

お見送りに来てくれた友人がなぜかポークカツカレーを最後に奢ってくれる謎ムーブ。
ありがたい。

搭乗ゲートを通過して知ったのだが、今はパスポートに出国のスタンプを押さなくてもいいらしい。
どうやらゲートを通過するときにパスポートをスキャンするのでそれを出国の証跡として電子で記録しているようだ。
ただ、こちらとしてはスタンプは押されるものと思っていたので職員にお願いして出国スタンプを押してもらった。

そして飛行機に乗るタイミングでなんと予約がビジネスクラスだったことが発覚。
(航空券が微妙に高いと思ってたらそういうことか…そして手荷物が10kgオーバーしてたけど何も言われなかったのはそういうことか…)

1番安いの予約したつもりだったのだがどうなってんだ。

旅行でビジネスクラスに乗るのは生まれて初めてかもしれない。

心なしか席も広い気がする

機内は7割くらいがモンゴル人、そしてモンゴル系民族の体がデカすぎる。
かつて世界征服しただけある。

航空券を予約する時、オプションはすべてなしにしたのでもちろん食事もなし。
のはずだっのだが…なぜか食事が運ばれてきた。
いろいろ謎すぎるぞ、モンゴル航空。

なぜか提供された食事

途中で韓国と中国をはるか上空から眺めることができたので記念に写真を撮った。

韓国のどこか
中国のどこか

ウランバートルには定刻通りに着陸。

モンゴルがモンゴルすぎた
19:30でこの明るさ

空港のフリーWiFiに接続したらコロナの接触通知がアクティベートされてモンゴルに到着したことを実感した。

空港で荷物を受け取って到着ロビーに行くと今晩宿泊する宿のオーナーが手配してくれていたタクシーの運ちゃんが待っててくれていた。
タクシーに乗る前に現地通貨を引き出すためにATMでキャッシングをしようと思ったのだが・・・

ATM4台のうち2台はout of service、1台は残高不足、1台はモンゴル語しか選択できずノーマネーでフィニッシュ。
仕方がないので両替屋さんで日本円を1万円分だけ両替した。
明日は銀行で再チャレンジする。

空港を出て駐車場に向かう途中で運ちゃんが空港を指差して「シンゾーアベ、ジャパニーズマネー、サポートモンゴル、エアーポート」と言っている。
どうやら日本の金銭支援でこの空港は建設されたそうだ。(本当か?)

チンギスハーン国際空港

タクシーに乗って運ちゃんがプリウスにエンジンをかけると・・・

「ATMカードが挿入されていません」

めっちゃ日本車じゃねーか!!
日本車なんだけど、これは日本の日本車だ。
右ハンドルだし。

ナビも日本語
ナビはもちろん機能していない

運ちゃん、ナビの使い方が独特すぎる。
そしてウィンカー絶対出さないマンだった。
頼むから安全運転でよろしくな。

「シンゾーアベ、トヨタ、ベリーグッド!」
「わかった、わかった。日本車が最高なのね」

運ちゃん(名前は忘れた)
iPhoneを両手で持ちながら運転するスタイル

道中ですれ違う車はほとんどトヨタだった。

「車はトヨタが人気なんですか?」
「トヨタ!ナンバーワン!ベリーグッド!」
「他の日本車メーカーはどうですか?ホンダとか三菱とか日産とか」
「ん〜(渋い顔しながら小指を立てる動作)」

そうか、トヨタ車以外はあまり人気がないのか。
ちょっと複雑な気分だ。

トヨタ車が多い
これもトヨタ
ほとんどトヨタ
日本の車検証がついたままの中古車

途中で通過した橋は日本人が作った橋だと片言の英語で説明してくれた。

「シンゾーアベ!ジャパニーズブリッジ!」
「(また安倍さんでてきた)」

日本政府が海外にお金を支援することに対して一部の国民からブーイングされている。だが現地の人がその恩恵を受けさらにその土地に旅行した日本人の僕に「この橋はすごいよ!」「日本が作ってくれたんだよ!」と言ってくれているんだ。こんな素晴らしいことは他にないのではないだろうか?

この橋は日本人が作ったらしい

空港から50分ほどで宿についた。

「もうすぐ宿に着くよ」
「えっ、落書きあるじゃん、、、治安は大丈夫ですか?」
「ノープロブレム!ノープロブレム!」
「・・・」

宿から徒歩1分のところ

タクシー代は80,000MNT(約3,100円)。

宿に着いたのは21時過ぎ。
近所に食料品を買いに行って今日は終わり。
バナナ売ってなかったからちょっとショック。
ソフトクリーム屋に人が並んでたから試しに買ったけどクソ不味かったw

ソフトクリーム屋さん
ソフトクリーム 2,000 MNT(約80円)
トッポギ 8,000MNT(約240円)
酎ハイ(?) 500ml 3,400MNT(約133円)

ソフトクリームもトッポギも酒も全部不味かった。
このご時世、まずいご飯を探す方が難しいのに全部不味かった。

1リットル以上のビールはペットボトルで売られているようだ。
そしてかなり安い、酒税が日本より安いのだろうか。

ビール1.5リットルが9,000MNT(約350円)

明日は朝から車の受け取り、自動車保険加入、simカード購入とかなり忙しくなる予定だ。

寝る前にbaby-gの時刻をこれから2週間滞在するモンゴル時間に合わせた。

頭がちょっと痛いのはウランバートルの標高が高いからだろうか。

(翌朝、あるものを飛行機に忘れたことに気がつくのである)

続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?