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【人生劇場#53】ゲスト:岡茉莉奈さん

ー人生劇場ー
10人集まれば、10の生き様がある。
様々な分野の方をゲストに迎え、”人生”について語ってもらいます。
時には質問をしたり、みんなで対話を重ねたり。
そうしてひとつの空間をつくりあげていく、60分のライブイベントです。

どうもどうも、この肩書きを名乗るのもきっと最後でしょう。人生劇場ライター、三浦琉惟です。

「岡まりな's いんとろだくしょん!」
今回の人生劇場の案内人を務める齋藤由楽の
明るくふわ〜っとした、最後にして最初の雰囲気で、この人生劇場の開幕となった。

「千葉県柏市出身」、「生徒会長」、「ちーこく(地域国際交流部)」、「皆の母」
岡まりなを特徴付けるキーワードが案内人から告げられていき、そして皆の岡まりなのイメージを聞く時間に。

・かわいい
・いい匂いがする
・学校内を忙しく走り回っている
・最適な判断ができる人
・バリキャリ

なんかがでてきた。
さてさて、これらのみんなの印象は、はたしてあっているのでしょうか…?岡まりなとは一体全体どんな人なのでしょうか…?
ゆるふわな序盤と相反して、ここからこの会は一気に深くなっていく。

話の本題に入る前に、普段の岡についてライターの主観にはなってしまうが少し語らせて頂きたいと思う。
その印象といえば
「だれよりも仕事人でありだれよりもJK」
という感じ。
皆からの印象にもあった通り、生徒会に、部活に、プロジェクトに、忙しく動き回っている。
その姿は正しく仕事人。
しかしながら、身だしなみとか、ご飯が好きだったりとか、友達との関係とか、あと恋愛とか。1人の高校生の女子としての側面も全く捨ててない。
それらの全てを、全力で、楽しんで、好きになって、高い水準で出来る。そんな人なのだ。
ゆえに、だれよりも仕事人でJK。

今回の人生劇場は、そんな岡茉莉奈の、
そのように居られる理由、背景、
普段の岡からは見えてこない弱み、
みたいなものが見え隠れした会であった。
今回はログ形式でどうぞご覧下さい。


案内人:
おかは結構リフレクション(振り返りや反省みたいなもの)を毎回しっかりやってるよね。私は苦手であまり出来てないけど(笑)
やっぱり好きだったりするの?

おか:
リフレクション大好き。大事だね〜。
自分の中でネリネリするのが大好き。
自分の言ってることに理由がないのが気持ち悪い、みたいな感じもあるのかも。
だから毎回しっかり考えてる

参加者:
逆に考えすぎたりして次の一歩を動けなくなったりしないの?

おか:
うーん。考えて考えて出した結論で動いてるかな。島前高校に入ってからはとくにそうかも。色んな活動があって、それを通して一歩ずつ登っていってる。

案内人:
その今までの活動とか、教えてもらったことのなかで大きかったものとかはあるの?

おか:
生徒会はやっぱり大きいかも。高校入ってから2年間ずっとやってきたから。
人をみて学んだな。距離感とか、自分の保ち方とか、支えてもらう人の位置とか。
普段あんまり人を信用してない性分なんだけど生徒会のなかでみんなが信頼して、まっすぐこっちに投げてきてくれるから、私もまっすぐ投げようと思うようになった。
本気で頼って信用しないと、本当に信頼して貰えないなって。



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参加者:
質問というより感謝みたいになっちゃうんだけど、去年色々と話聞いてもらった時期があって、結構回数も多かったんだけど、ありがとうございました(笑)
今年は減ったと思うけどまたお願いします。

おか:
どうぞどうぞ(笑)

参加者:
すごい岡って相談乗るの上手だよね。おかが相手だとつい色々話しちゃう、引き出されてる感じ。

おか:
たぶんアドバイスが苦手なんだと思う。相手の立場に立っても、自分だなっていう意識が抜けなくて。相手の立場に立とうとしても、相手の感覚に完全にはなれないと思ってるから、ちゃんとアドバイスは出来ないし、言ってないと思う。包んでるだけじゃないかな?

案内人:
そこがいい所でもあるよね。
人に頼られることは好きなの?

おか:
頼られるのはすきだね。そうすることでどこか存在意義を見出してる部分もあるのかな。
誰かのために人がなにかしてるのが安心する。
それとは別に、「誰かのため」があると頑張れるのもあるかも。
生徒会とかもだけど、人とか組織を本気で好きになれるから、頑張ろうって思える。愛する力。

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案内人:
目標にしてる人みたいなのはあるの?

おか:
母親かな。変な人で、だれよりも体力とエネルギーがある人。
学校で、来年どうなっていたい?みたいなことを問われた時にもそう書いたきがする。
実は中学3年生の時に父親が亡くなっていて、その影響もあって母親と関わる、話すことが多かった。そのなかで力になりたいし、頼られたいと思った。どこかで母親に認められたいと思ってきた。
あと父親からも影響を受けているところもあって、だれよりも楽しそうに仕事をする人だったの。その姿をみて、「楽しんでやる。」が自分の1番上にずっとあるなぁ。

案内人:
なるほど、こうなりたい!みたいなのもある?

岡:
強い人かな。

案内人:
強いっていうとどういう感じ?

おか:
なんだろう、崩れない。みたいなイメージ。
精神的にダメにならないというか留まる感じ。
でも実際に崩れたことはないかも。崩れそうになったことはあるけど。

参加者:
あんまり弱音みたいなものをみんなの前では言わないよね。

おか:
弱みを見せることに大抵抗してる。
見せたら崩れちゃうんじゃないか
みんなに見られてるんだろうなっていう自分と自分の中でのこんなに自分ってちっちゃいんだなの差の部分が縮まることがすごく怖い。
みんなが思うよりホントは多分もっと中身なくって、、、。過大評価なんじゃないかって思うことがよくある。

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案内人:
最後に、自分の好きなところは?

おか:
全力で愛することができること!と
色んなことを面白いと思って生きられること!
です。



〜あとがき〜
すごい「人間」が出ていた会だった。良いところとか明るい人に見せたい部分も、出来れば隠しておきたい弱点も、両方がいいバランスで組み上がっていた気がする。
そのおかげでなかなか書くのが大変だった。自分にも流れ弾が突き刺さったり、知らない面もあったりして、自分自身も感情が動いてしまう感じ。
そこまで引き出せた案内人もすごかった。
そんなこんなで案内人のことはそこそこにうら(や)んでいます。
いやぁ、最後にしてめちゃめちゃ良かったと思います。なんやかんやで人生劇場、続いてくれるといいな。


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