見出し画像

合格体験記 宮城妃花

①プロフィール
名前 宮城妃花
出身高校 開邦高校
進学先 立教大学経済学部経済政策学科
受験方法 指定校推薦

②現在の進路先の決め手(きっかけや志望理由など)
 立教大学を志望した理由はただひとつ。池上彰さんの番組をよく見ており、実際てすとに池上さんが立教で授業を行なっていることを知り、志望しました。小さい頃から、池上さんのニュースそうだったのかという番組や本を見る機会が多く、絶対に行きたいと強く思うようになり、高三という他の人と比べると少し遅かったですが、志望しました。

③高校時代・受験生時代
高校時代について
 私は高校2年生まで開邦高校の青藍寮で過ごしました。 また、高校時代は水泳部に所属してました。
高校1年生 カケハシプロジェクトでアメリカのシアトルに行きました
高校2年生 コロナの影響で学校がほぼなくて、寮も閉鎖されていたの     で、家で勉強するから習慣だけはつけようとスタディプラスを始めました。これで、モチベはアップしてなんとかつらい日々を乗り越えられました。
高校3年生 夏休みくらいから、塾に通い始め、共通テスト対策から始めました。指定校推薦に向けての勉強を夏休み終わりくらいから始めました。

高校時代の水泳部のメンバーと

受験生のときについて
 私は高校1年生からお昼の時間に国語の先生が共通テストで古典だけでも点数を維持できるようにとプリントを渡してくれ、お昼ご飯を食べるメンバーと一緒にやっていました。このおかげで、国語が苦手でしたが、古典だけは点数の大きな差がなく、常に一定の点数を取ることができました。英語は単語を常に確認することと、自分で解いた問題の音読を行い、英語になれるようにしていました。共通テストの問題だと、特徴が似ているので問題を反復することで問題に対するハードルを下げるようにしていました。数学は最低3回は反復して問題を解き、パターン化させるようにしていきました。地理や世界史は一問一答と教科書を反復、何度も読み返しました。化学は高校の化学の先生のまとめプリントを何度も確認し、共通テストの問題をとくことの連続を行いました。生物は、何度も問題を解く事で覚えていくようにしました。また、間違えた問題は資料集で全て確認していました。
どの教科においても通じる事ですが、間違えた問題は一回ではなく何回も復習することが大事です、なので空いている隙間時間にでも、確認できるように、小さいノートにまとめるのもいいと思います。
 
 寮生活について
 青藍寮では主に同じ学年が40人くらいいたのでみんなでバレーボールをしたり、テスト前はみんなで食堂で勉強したりしていました。私の学年はみんな仲が良かったので、学期が終わった時やテスト終了時は、みんなでお菓子パーティーをしたり、行事を企画して夏はみんなで水風船をしたりしていました。一年生の頃は慣れない寮生活で勉強に、寮生活に、学校生活に大変なことにことはたくさんありました。高校3年生になって受験勉強をするときはすごく不安なことの方が多くてメンタル的にも追い込まれましたが、寮の皆がいたから乗り越えることができました。寮生活を高校生でやるのはなかなかないと思いますが、部活動の仲間であったり、学校の友達がいることで大変なことを乗り越えられることもあると思うので、友達との時間を心の健康のために使うのもいいのかなと思います。

青藍寮恒例のバレーボール大会にて

学校生活について
 私たちの高校は早朝講座があったので、その前の時間の一時間前の6時半くらいから自習スペースのところで復習の時間に充てて、そのまま学校の授業に参加していました。そして、寮に帰ってから2、3時間は勉強していました。私は寝ることが好きなので、23時には寝るようにしていました。それまでにできなかったのは、朝5時くらいに起きるので、そのときにやるようにしていました。そんな感じで、みんなも自分の無理しない程度にできるペースでできることをすることを意識にして取り組んでみるといいと思います。私は自分ができる幅を考えずに無理やり推し進めようとすることがあり、自分自身を苦しめていたので、それをなくすことも自分を大切にする上で重要なことかなと思います。
 私の高校時代の1日の流れ
5:00 起床
5:15〜5:45 英単語(単語を確認して携帯のタゲともをしていました)
6:00 朝食
(青藍寮は1時間以内にご飯を食べないといけなかったので混む前に食べてました)
6:30 寮を出る
6:40〜7:30 自習
(朝早いと全然人がいなくてモチベにもなりました。何人か一緒にやってくれた友達もいて本当に助かりました。)
7:40〜早朝講座開始
16:00 学校終わり
17:00〜部活
18:30 部活終わり
19:00 夕食
19:30〜食堂清掃(10分)
    お風呂
20:15〜課題、復習
21:10〜寮の清掃開始
21:40〜勉強開始
22:30〜就寝
 主にこんな感じの一日でした。今振り返るとおおおと驚きを感じる部分はたくさんありますが、高校生の頃はがむしゃらでした。周りの人がみんな面白くて、優しくて、真面目で最高な人ばかりだったので頑張れました。私の学年はみんなすごく努力家で目標に向かって頑張っている人たちばかりの印象でした。朝の自習を一緒にやってくれた今は早稲田の国際教養で頑張っている子や、お昼の勉強会のメンバーには本当に感謝しかありません。また、開邦高校には学術探求科(普通科)と芸術科があります。なので、寮の同期にも、芸術科の子がいて朝早くから学校にピアノを練習しに行く子がいたり、大きなスケッチを持って頑張っている子がいたり、自分とは全く異なるフィールドで頑張っている子の存在も高校生の私にとって大きな原動力になりました。また、青藍寮のみんなは先輩、同期、後輩関係なく優しくしてくれました。メンタルダウンしている時に、一緒にバレーボールをしようって呼び出してくれた同期、毎回たくさんいる同期の誕生会を企画してくれた男子、面白い企画を一生懸命やる先輩たち、夜遅くまでみんなでくだらいことを真剣に話し合った日々、毎週土曜まで生き延びるぞーと寮で決起集会をしたり、お互いの頑張りを讃えて土曜の夜に食べるスーパーカップ、小さいことだけど色んな出来事があってすごく濃い寮生活を仲間と共に過ごすことができました。

④大学進学を目指すみんなに伝えたいこと
 私は大学受験においても、そうではなくても、何かを達成するためには最後まで粘り、自分の可能性を信じる事が大切だと思います。私は最後まで自分のやりたいという気持ちを持ち続け、「合格」を頂きました。最後は粘ったもん勝ちだと思うので、誰に何を言われようと、自分の選択に自信を持って踏ん張ってください。最後に、勉強ができる環境を与えてくれ、私を信頼し大学進学を応援してくれた両親には感謝の気持ちをもつことも大切です。また、私の場合は近くで支え共に闘い続けてくれた双子の妹、友達、多くの方々に感謝しています。皆さんも周りの人に弱音を吐きながら感謝の気持ちを忘れず過ごしてください。私も一生懸命これからも努力し続け、夢に向かってがんばります。夢に向かって頑張る事も大切ですが、頑張りすぎない程度に自分を調節する事も大切ですよ。
皆さんの健闘を祈っています。
 もし何か聞きたいことがあったら、なんでも聞いてください。皆さんのこれからがさらに、素敵になることを願っています。ここまで読んでくれて本当にありがとうございました。

大学生活について
 これは全く関係ないのですが、現在私は東京の世田谷区にある沖縄県の人が入れる女子寮で生活しています。ここでは、みんな通っている大学はもちろんのこと、専攻しているもの、興味のあることなど全く異なりますが、みんなで自分たちの最近のことについて話したり、情報共有をしたり、みんなの大学に遊びに行ったり、たくさんの楽しみがあります。東京に進学を考えている人はぜひ沖英寮も考えてみてください。また、体育会ヨット部にも入って楽しんでいます。

開邦高校同期と東京でのご飯🍚


沖英寮のみんなと踊ったエイサー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?