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テント泊登山をやってみたい方へ

今年は梅雨明けも早く下界では猛暑日が続いております。

毎日暑さに耐えて働いているのだから
休日くらいは涼しい山へ逃げキャンプをしたくなりますよね

登山をされている方ならば小屋泊よりも時間やスペースに余裕のあるテント泊登山もしてみたくなると思います。


しかし
里のキャンプと違いテント泊登山となると
衣・食・住を自分で背負いながら登りテント場まで辿り着かないといけないのだから
『簡単には踏み出せないんだよ!』と思うのではないでしょうか

そこで登山とキャンプを愛するわたくしが
テント泊登山をしてみたいと思っている方にオススメのキャンプ地を一つご紹介し

こんな場所もあるのなら
テント泊登山も出来そう!


と思ってもらえたらと
記事にしてみることにしました。


ご紹介するキャンプ場は

"北八ヶ岳"
双子池キャンプ場

山中の池のほとりにあるキャンプ場です。


1番近い駐車場《大河原ヒュッテ》からは双子山を越えてゆっくり歩いても1時間ほど

駐車場にはトイレもあります。


この駐車場からは北八ヶ岳でも人気の山である蓼科山や北横岳に登ることができるのでとても混雑します。

できれば《明るくなる前》に登山口に到着することをおすすめいたします。

広々とした気持ちの良い山頂


双子山は登山をする方にとっては丘のような簡単な山なのですが、荷物を背負って登るのが辛いという方にはもう一つの方法があるのです。

北八ヶ岳ロープウェイに乗り山頂駅まで行き
駅からは整備された木道を歩き

縞枯山荘の横を抜けて雨池峠へ(縞枯山荘は通年営業しているので休憩もできます)

峠からは林道を歩き双子池ヒュッテへと辿り着くアップダウンの少ないコースもあるのです。

テントに重たい荷物をデポって

"北八ヶ岳の名所"
池めぐりを楽しんだり

今年は水の少ない亀甲池

山に登りに行ってみても良いでしょう

浅間山をバックに登ってくる登山者

涼しい池の周りでゆっくりと過ごすのも
良いのではないでしょうか

ゆったりコーヒータイム

もし食材を担ぎ上げるのが大変ならば
テント場の予約時にヒュッテでの夕飯と朝食も一緒に予約しておき

お昼はヒュッテの食堂での食事とすることもできます。(これなら荷物がテントとシェラフと衣服や雨具だけとなるので軽くなりビギナーさんでも歩くのが楽になると思います)


食材がなくなり軽くなった2日目には
来た道を帰るのではなく北横岳登山を楽しみ

北横岳山頂から眺める蓼科山


ロープウェイ山頂駅に下山するなんて

お手軽登山も楽しめちゃうんです。


ちなみに
小屋泊の方にしか夕食や朝食を用意してくれない山小屋もあるのですが

八ヶ岳の小屋には先に予約しておくことができる小屋が多く

この双子池ヒュッテのように食事もお酒もおつまみも購入できるキャンプ地が多いので事前にチェックをしてからテント泊登山に挑戦してみることをオススメいたします。

夜の小屋の入り口も良い雰囲気


しかし
このキャンプ地には
一つ問題がありまして
( ̄◇ ̄;)


それはアルプスなどの高山帯では夏でも虫は少ないのですが

さすがにこの標高(2031m)で池の周りのキャンプ地となると里のキャンプ場と同じく昼間も夜も虫が飛びかうので虫除けを準備していただかないと・・・


このようにひとえにテント泊登山と言っても

食べ物は行動食だけ持っていけば良い山があったり

テントまでもレンタルできる山もあったりするので

小屋泊とはまた違った
絶景を独り占めしながらのソロキャンプ的なテント泊登山も楽しんでみてはいかがでしょうか

雲海から昇る朝日を眺めながら
1人コーヒータイム

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