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現前事象

昨日はスペースで中国人の方と話した。
日本語勉強中とタイトルに書いてあったが、ほとんど意味は通じていてコミュニケーションができる程度だった。東洋医学が広まりづらいことやお互いの国の国民性について話した。私が気になっている日本の国民性について伝えたところ、ちゃんと意味は理解しているようだった。

ある程度話しをした後、向こうの方が
「こんなに自由な感じで日本語で会話したのは初めて」「本当はもっと話したいことがあるけど、伝え方がわからなくて話してない」と言っていたので、「じゃあもっと話してみてください」と返した。

そこからは中国の「男余り」問題について話してくれた。ニュースで調べればすぐに出てきたが、私は全然知らなかった。

中国人の男女比は1:1ではなく男性が多いのだそうだ。単純な問題としては結婚できない男性が増えてしまっているようだ。複雑な問題としては地方では性犯罪が増えてしまうようだ。証拠のない嫌な推測としては、中国では男子が生まれてくることを望む傾向があり、何らかなの方法で女子が生まれないように操作されているのではないかとのことだった。

私の知らないところでは、やはり誰かが困っているんだなと感じた。そりゃそうなんどけど、私はそういうことが気になったりする人だ。

でも気にしないようにしてる。

目の前のことを大事にすればいいって知っているから。

終わり
と思ったけど思い出した。

なんでそう思うのか。
福沢諭吉とパスカルが同じことを言ってるなと思うことがあって、それをみなさんに伝える練習をしよう。

正しく書くよりも子供に教えるように書いてみよう。
福沢諭吉は「みんな勉強しよ」っていう本を書いたことで有名な人で、、それで何で勉強をするのかというと、
国を良くするためだと言っていた。

何の勉強をするのが良いのかというと哲学とかじゃなくて、実学をやれって言ってたらしい。

ハードカバーの17巻くらいある本を全部読んだわけではないけど、これはたぶん、ちゃんと現実を変えていけるような、現場のある、仕事として関われることの勉強をしろって言ってたっぽいんだよね。

パスカルは、三角形の内角の輪が180°であるとか、圧力の単位になっていたりとかする
めっちゃ頭の良い人だったらしいんだけど。

どっかで不思議体験をしたことから、神とかそういう不思議なことにも興味を持ったらしい。

そして、パスカルは、人は気晴らしばっかしやすい、自分の人生に関わらないことを無駄に騒いだり、使命感を持ったりしてる。もっと自分の人生を生きろ 的なことを言っていたらしい。

戦争や疫病を、自分達と無関係とすることは納得がいかないかもしれないけど、

でもそこには当事者がいて、
そして仕事として関われる人がいるわけで、
その人達が動かなければ、
外野がいくら騒いでも、
それは騒いでいるだけなのだ。

そんなことはない

と思うのであれば、私の言いたいことは伝わってない。そういうことじゃないです。

地球上で困ってる人はいっぱいいます。
あなたの仕事で、救える人もたぶんたくさんいます。その人たちを救う手段としての仕事かもしれません。その仕事よ優先順位を下げて、ただ騒いでいるだけなら、それは違うんだろうということです。

自分の子供に向き合ったり、困ってる友人に声をかけたり、そういう当事者としてできる範囲で人助けをした方が、まだ現実を変えられるはずです。


福沢諭吉やパスカルはそういうことを言いたかったんじゃないかなと思います。

ここ30年、人類は"確実性"と"お金"という価値基準を信じすぎてしまったようなので、実学において、自分の人生において、
これからはきっと"不確実"でお金ではない"目に見えない価値"を探していかないといけなくなるんでしょう。

子供に教えるようにというのを意識したはずが、いつも通りの書き方でした。子供への愛が足りないのかもしれません。もっと歩み寄らなくては、、

終わり

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