『明るい夜に出かけて』。佐藤多佳子、新たなる青春小説誕生。
青春小説の名手、佐藤多佳子さんの最新作、
この表紙からも分かる様に、ラジオが舞台となっています。
しかも実在した伝説のラジオ番組、
「アルコ&ピースのオールナイトニッポン」。
この物語の主人公はラジオのヘビーリスナーであり、投稿の職人。
訳あって一年の一人暮らしをすることになり、
近くのコンビニでのアルバイトが始まった・・・
人間関係、挫折、人を好きになること、そして将来のこと・・・
そこに有るのは青春のすべて。そして物語を繋ぐラジオ。
ご自身デビュー前からずっと暖めてきた物語だという。
そして自らもまたラジオのヘビーリスナーだという。
若者への、そしてラジオへの溢れる愛、優しい眼差しがぎゅっと詰まった
『明るい夜に出かけて』の世界を自らが語ります。
じっくりとお聴き下さい。
※音源をダウンロードする場合は、パソコンで画面を開き、
再生ボタン下の「ダウンロード」ボタンより行ってください。
佐藤多佳子
東京生まれ。1989年「サマータイム」で月刊MOE童話大賞を受賞しデビュー。『イグアナくんのおじゃまな毎日』で産経児童出版文化賞と日本児童文学者協会賞、路傍の石文学賞を、『一瞬の風になれ』で本屋大賞と吉川英治文学新人賞を、『聖夜』で小学館児童出版文化賞を受賞。『しゃべれどもしゃべれども』は「本の雑誌が選ぶ年間ベストテン」の第一位に輝き、映画化された。著書多数。最新刊は新潮社刊『明るい夜に出かけて』。
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