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“出来たっていう喜びのために私は短歌を作っている。”岡本真帆が語る『あかるい花束』。


2022年刊行の第1歌集『水上バス浅草行き』が2万部を超える
歌集として異例のベストセラー、そしてロングセラーとなった。
待望のの第1歌集『あかるい花束』(ナナロク社)。


第1歌集『水上バス浅草行き』刊行後に
2拠点生活を始めた。
東京と故郷・高知。
そのことは彼女に何を及ぼしているのか?

今回の歌集のタイトルにある“花”について、
中でも思い深い花であるという“あじさい”について。
間もなく到来する“夏”へ憧憬。

収録歌より

わたしもう、夏の合図を待っている 冬至の長い夜からずっと
紫陽花が映える水路は美しく手放したから抱きしめられる
本当に正しかったのかわからない決断たちよおいで、雪解け

この第2歌集はどんな思いを持ってどのように編まれたのか?
そして、
これからもどんな思いを胸に短歌を詠んでいくのか?

“今の自分の心の揺らぎとか見ているものとか今しか書けないものをちゃんと書いていく。”
“環境によって自分て価値観とか考えていることって変わるんだ。”
“出来たっていう喜びのために私は短歌を作っている。”

じっくりとお聴きください。
音声はこちらから

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岡本真帆
1989年生まれ。高知県、四万十川のほとりで育つ。未来短歌会「陸から海へ」出身。2022年3月、第1歌集『水上バス浅草行き』(ナナロク社)を刊行。2023年2月歌集副読本『『老人ホームで死ぬほどモテたい』と『水上バス浅草行き』を読む』(ナナロク社)を刊行。2024年3月第2歌集『あかるい花束』を刊行。

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