陸前高田の海へ。安田菜津紀が撮る、伝える。
「じいちゃんがとってきた白いお魚がもう一度食べたい」
その声で再び陸前高田の海に出た一人の漁師。
陸前高田に暮らすある漁師と孫を追ったノンフィクション写真絵本。
長年写真絵本を作りたいと思い続けてきた彼女の夢が叶った一冊。
『それでも、海へ 陸前高田に生きる』(ポプラ社)
フォトジャーナリストとしてカンボジアを中心に、アジア、アフリカなど
世界の真実伝え続け、東日本大震災後は、この写真絵本の舞台にも
なっている岩手県陸前高田市を中心に活動を続ける安田菜津紀さん。
「悼みを知っている人たちだからこそ紡げる優しさがある・・・」
彼女は、何を思い、考え、どう動き、そして何を撮る?
じっくりとお聴き下さい。
※音源をダウンロードする場合は、パソコンで画面を開き、
再生ボタン下の「ダウンロード」ボタンより行ってください。
安田菜津紀
1987年神奈川県生まれ。studio AFTERMODE所属フォトジャーナリスト。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、カンボジアを中心に、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で貧困や災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。2012年、「HIVと共に生まれる -ウガンダのエイズ孤児たち-」で第8回名取洋之助写真賞受賞。共著に『アジア×カメラ 「正解」のない旅へ』(第三書館)、『ファインダー越しの3.11』(原書房)。上智大学卒。最新刊にポプラ社刊『それでも、海へ 陸前高田に生きる』。
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