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十勝平野と北京首都国際空港

3月最終週、北海道帯広空港から車で約15分の「フェーリエンドルフ」というグランピングリゾートへ出かけた。グランピングというのでテントもあるのだが、そこまでアウトドア派ではないので、コテージを借りた。だいいち、この時期まだ朝晩は氷点下となる中で、テントは無理

自然あふれる中での滞在は、これまでの旅行スタイルがいかに忙しくせわしないかを思い知ることとなった。妻のたっての希望で、「何もしない」「どこにも行かない」ことを基本とした。だから読書、散歩、ジョギング

限りなくまっすぐな道をのんびり走る快感。平野に雪は積もっているが道路はきちんと除雪されている。このあたりはさすが北海道。

で、この一直線の道+白樺防風林を見て思い出したのが、北京首都国際空港から市内へ向かう道だ。今は自動車専用道路になっている。大荷物を抱えて北京に到着した日、迎えに来てくれた張さんの車から見た風景は印象的だった。

空港から三環路まで延々と続く一本道、その両側に植えられた木。名前は分からないが幹が白く塗られていた。自転車、荷台付自転車、馬車、ポンポントラクター、バイク、そして自動車。まだ全部がスローだった。

市内への道を曲がった(たぶん)三環路沿いに「松下電器」と書いた工場があった。さすが松下、日本企業としては早期に根をおろしている感があった。

日本食レストランも多くはないなか、「兆治」という居酒屋もあった。発展大厦というビルの向かいあたりだった。一度だけ行ったことがあったが、ほどなく地区の開発で取り壊しになったと聞いた。

恐るべきスピードで発展した首都北京。
1990年当時、車の渋滞も日常茶飯事だったが大河の流れのように自転車も走っていた。ベンツと馬車が交錯するという「映え」写真も撮影しておくべきだったかな。

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