叱ってくれる人

「銀座のママさんの人気ナンバーワンは、美人が条件じゃないって、知ってる?」
「うん、相手をたてるのが上手な人、でしょ」
「じゃぁ、それが、簡単そうで、意外と難しいってことは?」
「え、煽てればいいんじゃないの?」
「チコちゃんじゃないけど、5歳の子どもだって、褒められているか、煽てられているか、わかるんだって」
「ま、そうかも・・ね」
「煽てられるのは嫌!って、自尊心にかかわる問題だからよね?」

久しぶりに会った友人との対話。
結論など出る話ではないーですが、ふと。
「自尊心とプライド」
って、どう違うのかしら?と思いました。
辞書によると、自尊心、英語ではセルフ・エスティームというのだとか。
じゃあ、プライドは?
ウィキペディアでは、誇り、自負心を意味する言葉ーとありました。
だとしたら、幼児の場合、誇れるキャリアは少ないでしょうから、
自尊心の方でしょうね。
意識高い系の動物にも通じる用語のような気も・・。
そもそも話の発端は、

「なんで、ネット発信で、“いいね“が欲しいのかしら?」
「誉められる機会が少ない人が多いからかしら」

褒められたいから、“話を盛る“など、
「日本人の根性が卑しくなってる」
と永野重史先生(心理学者)はいうけど、こういう辛口系発言する人は絶滅危惧種。
今や、叱ってくれる人が身近にいたら、“ありがたく思え“、でしょうか。
そういえば私も、“そういう人間関係“、もはや、怨讐の彼方・・・。

動画提供:野口敦広(東京都中学校・社会科教諭)

(文責:経験豊かが尊ばれず?の世を嘆いてる Hさん)

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