パフォーマンスじゃアカンのか?③

4.和太鼓の場合
前回、「太鼓はパフォーマンスと相性がいい」ようなことを書いた。でも太鼓にしたって、独りよがりな客ウケだけの表現は、嫌われることも多い。

太鼓の場合は、下拍子との呼吸も大事だし、小太鼓や笛、鉦も含めた全体バランスを大事にしてないと、観客に「なんかごちゃごちゃ、バラバラした曲だなぁ」とか「ゴミゴミしてて、何が面白いのか良くわかんないなぁ」と思われちゃったりする。

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