Gmailで複数宛先へ一括送信する方法【スプレッドシート】【GAS】【超初心者向け】

今回はGoogleスプレッドシートとドキュメントを使って、同じ内容のメールを一括送信する方法をご紹介！

同じメール内容を複数の宛先に送る場合、複数回分メールアドレスを入力するのはとても面倒！
そんな方はぜひ、GASを使ってみてください！
GASを使うとメールの内容入力から送信までの作業を一括で行うことが可能です！

また、後で送りたいメールアドレスを追加する場合もスプレッドシートに追加するだけです！

では早速やっていきましょう！

※Googleの無料アカウントは、１日に100通までの送信制限ですのでご注意くださいませ

■事前準備１

Googleのスプレッドシートを開き、メールの送信先を準備しておきます。

■事前準備２

ドキュメントでメールの内容を作成します

①ドキュメントを開く

②メール内容を記載

下記はスプレッドシートで設定した内容が入ります。
・{会社名}
・{姓}
・{名}
その他の内容は自由に記載してOKです。

②ドキュメントのIDを取得

ファイル→「共有」をクリック

③「リンクをコピー」をクリック

④IDのみを抽出する

メモ帳などにコピペするとリンクがコピーされていることがわかります。

下記の赤線の部分がIDになります。d/の後から/editの前までです。その部分のみをコピーします。

⑤下記の赤線の部分にIDをペーストする

■スクリプトを作成

下記のスクリプトをコピペして使ってください。
・ドキュメントID
・件名
・名前
は固定になります。適宜変更して使ってください。

function mailReminder() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
const lastRow = sheet.getLastRow();
const doc = DocumentApp.openById('ドキュメントID');　       //メール内容のドキュメントID
const docText = doc.getBody().getText();
const subject = '【送信テスト】ああああああ';　　　　　　　　//件名
const options = {name: '株式会社北京ダック大好き'}; 　　　　 //名前
for (let i = 2; i <= lastRow; i++) {　　　　　　　　　　　　 //i=2は行の数字を表す
const company = sheet.getRange(i, 1).getValue();　　 　　　 //送信先の会社名
const lastName = sheet.getRange(i, 2).getValue();　　 　　　//送信先担当者の姓
const firstName = sheet.getRange(i, 3).getValue();　　　　　//送信先担当者の名
const recipient = sheet.getRange(i, 4).getValue();　　　　  //送信先の￥メールアドレス
const body = docText
.replace('{会社名}',company)
.replace('{姓}',lastName)
.replace('{名}',firstName);
GmailApp.sendEmail(recipient, subject, body, options);
}
}

■スクリプトを実行

①「実行ボタン」を押下

②※最初は権限の商品が出る場合があります
「権限を確認」を押下

③使用する「アカウント名」をクリック

④「詳細」をクリック

⑤安全ではないページに移動 を確認

⑥「許可」を押下

⑦再度実行する

実行ボタンをクリックすると、下部に実行ログが表示されます。

問題がなければ、実行開始→実行終了　となります。

▼参考記事