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就活とか

1行目で自己PRを書く手が止まった。傾聴力。一応人生のテーマというか生きる上で役に立ってきたんじゃないかと思う自分の長所。就活生の多くが使うであろう文句。具体性なんてない。印象的なエピソードなんてない。何もしてこなかったから。しがない大学生。浪人して理想通りとは言えないけど頭の悪い自分からすればまあまあな大学に入れた。そのときにできた傷はまだ治ってない。いつも人の目と聞えてもいない陰口ばかり気にしていた。そのくせして怠惰で報連相もしない。大きすぎるプライドは収まらなくて被害妄想をして人間関係が嫌になったとかほざいていた。そうやってこの仕事は自分に向いていないと勘違いしてすぐ諦めやめていく。社会人になってもそんなことやってると考えると恐ろしい。乱雑にでも書き殴らないと思考がぐちゃぐちゃになってまとまらない。ただの愚痴と諦念を文章にして書き記したい。情けないけどこうでもしないとやってられない。「就活」で自分の情けなさと向き合っていると惨めで、後悔しかでてこない。自分は大学でなにをやっていたんだろう。失敗することが怖くなった。完璧じゃないと何もできなくなった。自意識の高さから来る理想と現実とのギャップで打ちのめされた。学生の社会生活を担うゼミもバイトもやめた。たいそうな理由なんてない。めんどくさくなったんじゃない。できない自分と向き合うのが怖いから逃げただけ。浪人だってそうだ。思えば高校3年生の春に野球部をやめたときから始まってた逃げ癖。否定されるのが怖かっただけ。勘違いしていただけ。自分はできると思っていただけ。そんなにお前はできるやつじゃない。自分の拙い文章を見て悲しくなる。極個人的なこういう形式の文章ってなんていう名前なんだろう。ただの日記だろ。思考が飛ぶ。一貫性のある文章なんて書けない。めんどくさい。よくもまあこんな文章を人様に見せようと思うな。頭に浮かんでくる適当な言葉の断片を文章にする。いつもこう。いつも理想だけはいっちょまえ。行動しない。頭の中でお花畑に囲まれてるだけ。その結果現実に直面すればこんなはずじゃないのにと意味の分からないことを考えだし、不安になる。頭が悪い。こんな文章でも、恥ずかしくても現実を書かないと意味がない。リアルじゃないとそれに意味はない。救われない。この日記もただの暇つぶし。なにも問題は解決していない。現実逃避。レポートを書く手は進まないのにこんな文章ならすぐ1000文字書ける。

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