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出産・退院・ワンオペ育児

こんにちは、ガクです!

各所では報告したのですが、先日長男が生まれました。
コロナ禍で立会も面会もできず、一人で頑張ってくれた妻に本当に感謝です。
そして、実は我々夫婦は不妊治療をしており、先日生まれたこの子は顕微受精で授かりました。そのため、今回の出産は、不妊治療の一つのゴールでもありました。不妊治療の日々と、妊娠中の生活、そして出産(分娩)…と、初めて長男を抱き抱えたときは本当にいろんなことが頭の中を駆け巡りました。
もちろん、出産はゴールではなく、育児のスタートととらえるべきなのですが、ようやく子を授かったという実感はとても大きなものでした。不妊治療についてはまたnoteで書こうと思っています。

さて、出産を終え、産院から退院したのも束の間、いきなり最初の試練が待っていました。妻が体調を崩してしまい、退院から3日目に別の病院に入院となってしまったのです。
「呼吸が苦しい」「横になれない」ということで産院とは別に病院にかかったところ、肺に水が溜まっている上に心臓の機能が弱まっているということで急遽入院となりました。
さすがに、心臓の機能が弱まっていると聞いて入院となったら焦らずにはいられません。救急車で運ばれたことも相まって、"もしも"の場合を考えてしまいました。
悪阻をはじめトラブル続きの妊娠生活を経て、痛くてツラい出産を終えて、ようやくこれから体を休めて妊娠前の元の体に戻していこうというときに、なんでさらにこんなことに…。不妊治療中も、妻の体への負担は大変なものでしたし、妊娠中も出産時も、夫の私は何もないのに妻ばかり体を痛めつけられて、あまつさえ産後の肥立ちが悪くて命に関わるかもしれない状態になり…。何もできないのが悔しいやら、女性ばかり身体の負担・リスクが大きいことが理不尽に感じるやらで、なんとも言い難い負の感情を溜め込んでしまいました。

急遽入院になり、妻の身を案じると同時に「仕事・育児どうしよう」ということも当然考えました。
幸い、妻のお母さんが来てくださったので、10~17時は長男の面倒をみてもらえました。しかし、自分は今週応用物理学会での発表があるし、会社でお金もらって受けている案件も対応しなければいけないし、大事な打ち合わせもあるし…ということで、当初考えていた仕事のスケジュールは崩れ、組み直す必要がありました。後回しにできることは後回しにして、人に頼めることは頼み、自分が今やらなければいけないことに専念しました。サポートしてくれた皆様には頭が上がりません。
そしてワンオペ育児。慣れないなりに、基本的なことは一通りできるようになっていたので、技術面での不安はありませんでした。しかし、2,3時間おきにミルクをあげなければいけない以上、当然まとまった時間の睡眠は取ることができず…。また、生後1ヶ月未満でろくに外に連れ出すこともできないのが地味にしんどかったです。(買い物にいけないので) 結果的に2晩ワンオペ育児でしたが、これは「今は非常事態だから」と思わなければ続けられなかったなぁと思います。世の中にはワンオペ育児している方はたくさんいるかと思いますが、信じられませんね…。

突然の入院から3日目、経過が良好とのことで、無事に退院となり、今ほっとしてこうやってnoteを書いています。(急な退院はそれはそれでドタバタでしたが、退院できる嬉しい気持ちが勝ったのでよしとします)

そんなわけで、長男との初対面からの怒涛の一週間でした。「子供生まれたら全然予定通りになんかいかないよ」と実家の母からは言われていましたが、にしても予定通りにいかなすぎじゃないですかね…。
改めて、出産が命がけであることを痛感しました。

このような形でバタバタと始まった3人での生活ですが、健康でいられることに感謝しながら、楽しく過ごしていければと思います。
きっとこの先も、思い通りになんてならないんだろうなぁというのは目に見えていますが、良い意味での予想外もたくさんあるんだろうなぁと思います。
また、今回妻が急な入院となったことで、いろんな人から優しい言葉をかけていただいたり、実際にサポートしていただけました。これは決して当たり前のことと思ってはいけなくて、困ったときに助けてくれる人たちへの感謝の念も常に持っていなければと強く感じました。

長々と書いてしまいましたが、今後ともよろしくお願いします!

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