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16.世界遺産訪問記(1) 富岡製糸場と絹産業遺産群

久しぶりの寄稿です。「日本で最初の富岡製糸」というグンマーなら誰でも知っている一節でおなじみの富岡製糸場にGWに行ったので、訪問記を書いてみます。タイトルでは「絹産業遺産群」と書いてますが、富岡製糸場しか行ってません😅

5月3日快晴。
GWということで混んではいましたが、オーバーツーリズムというほど混んではおらず、このくらいの混雑が丁度いいんじゃないかと思いました。

入口。世界遺産も強調されてます

結構広く、観るところは多いです。

富岡製糸場の価値(世界遺産としての価値ではありません😁)

内部には建築構造の説明があります。「全部世界遺産検定で勉強したじゃん」とちょっとテンションあがりました。

3つとも世界遺産検定で出題されます

奥に進んでいくと、世界遺産認定証がありました。世界遺産に来たんだなと実感します。

世界遺産認定証

外に出てみると、早速「木骨レンガ造り」と「フランス積み」が目に入ります。

木骨レンガ造りとフランス積み

木骨レンガ造りは、木の骨組みにレンガを組み合わせた和洋折衷の建築構造です。フランス積みはレンガの積み方で大きさの異なるレンガを組み合わせて積んでいく方式です。
両方とも世界遺産検定の勉強をしていないとあっさり見逃してしまいそうです。

木骨レンガ造りとフランス積み

中で蚕を飼育していたため、窓は閉めたときに光が入らないようになっています。

木骨レンガ造りとフランス積み

社宅もありました。2K(3K?)で結構広かったです。

社宅内部

生きている蚕のサンプルがいました。餌は桑を主成分とした合成飼料だそうです。あまり動いていなかったので、最初見たときは偽物かと思いました。😅

蚕(本物です)

工場跡では検定出題項目の「トラス構造」が見えました。これも世界遺産検定を受験していないと見逃しちゃいますね。
「トラス構造」は屋根を支える建築構造です。工場は作業スペースを確保するために柱がありません。写真でも柱が切られてますね。うまく力を分散して屋根を支えているんでしょうね。知らんけど。

トラス構造

製糸機械も残っていました。

製糸機械

製糸機械が導入される前は手作業でやってたそうで、大変だったでしょうな。

なんと手作業!

世界遺産認定のオブジェみたいのもありました。これ正式なものなんやろか?

世界遺産認定のオブジェ

他にもブリュナさんのおうちとか病院とかあって製糸場が一つの町みたいでした。一説では富岡の人口が3万人の時、1.5万人が製糸関連に従事していたとか。
世界遺産検定で勉強したことがたくさん観られて面白かったです。富岡製糸場に行くなら、世界遺産検定の勉強をしていくことをお勧めします。何倍も楽しめることでしょう。何も知らないでいくとただの古い工場跡だとしか思えず、全く面白くないかもしれません😁


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