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あなたは部下に伝える権利があるだろうか?

ある日僕は、知り合いの経営者友達と飲んでいた。

ある程度お酒も入って、盛り上がってきたところで

経営者仲間は僕に自社社員たちへの愚痴を話し出した。

友達
「社員の為に色々勉強してその勉強した事を

社員に伝えてるんですけど‥

社員に上手く伝わってない感じするんですよー」

私はこの様に答えた。


「普段から言ってない言葉だったり

君自身の行動がその伝えたい事と、異なってたら伝わらないよ!

例えば、トイレをメチャクチャ汚したり

自分のデスクが汚い経営者がいたとする。

そんな経営者が部下にむかって、

仕事が出来ないのはデスクが汚いからだ!

もっと整理整頓して仕事しやすい環境にしなさい!

みたいな事言っても伝わらないじゃん!」


友達「それは流石に、、、

自分がやってない事は伝えてないですし、

『自分が言う権利』が無いものは伝えてないですよ!」


「そうかー」


友達「そうなんですよ!でも何か上手く伝わらないですよね💦

ぱぴーさんの話って伝わるじゃないですかー

何かコツあるのかなぁと思って‥」


「うーん‥僕が気をつけているのは

『本で学んだ事をそのまま伝えない』かな!」


友達「どう言う事ですか??

それなら本読んでも意味ないじゃないですかー」


「何か伝わらない人の話って

本で学んだ事をそのまま伝えてる人なんだよね、

そういう人の言葉って何が薄っぺらいんだよ」


友達「たしかに‥」


「それに比べて自分が体験した話って

心で話せるというか熱意も伝わるじゃん」


友達「たしかに‥」


「自分が体験してない話って何も伝わらないのさー

しかも、本を読んで自分が感動した所を話すから

僕からしたら只のレビューだね」


友達「お酒効いてきましたね」


「効いてきた笑笑」

友達「でもぱぴーさんは、

みんなに伝える話は全て経験談ですか?」


「そんな訳ないじゃん」


友達「えー矛盾してません💦」


「してないよ!良い話や感動した話を見つけたら

私の37年間の歴史で似た経験なかったか?

を思い出してそれをエピソードにするのさ!


友達「なるほど‥」


「それでも経験した事が無い事なら経験しに行く」


友達「それだけの為にですか?」


「うん」


友達「なんで??」


「君の言ってた『言う権利』をつける為」


友達「それでも経験出来ない時とかは無いんですか?」


「自分の経験でも無いときや経験をつけれない場合は

セミナーとか講演会行ってその人の間の使い方や空気感

お客様さんの反応、スタッフの反応見に行くかな」


友達「どういう事ですか?」


「もしかして君、セミナーとか講演会を学びに行ってるの?」


友達「セミナーとか講演会は学びに行くとこじゃないんですか? 」


「バカなの?」


友達「えっ」


「学ぶだけなら動画でいいじゃん、本でいいじゃん」


友達「そうですけど」


「本や動画で伝わらない事を学ぶから

セミナーや講演会の意味があるやん」


友達「‥」


「お客さんの反応だったりスタッフさんの動きだったり

この人のこの話はあまり需要がないんだなとか

そういうことをリサーチしに行くとこでしょ?」


友達「そんな人初めて聞いた‥」


「それもVRとかで今後必要なくなりそうだけど‥」


友達「たしかに」


「結局、どんなスキルつけたとしても

自分の体験していない事、経験していない事は伝わらないよ

逆に心から話して感情で話してる、自分の体験から

話している人は強いし、相手に伝わるという事だと思うよー!」


こんな事がありました!このやりとりをまとめると、

部下に何かを伝える時は、自分に伝える権利があるかを考える。

そして、、

過去の自分の体験談や経験に紐づけてエピソードに乗せて伝える

それでも伝える権利が作れない場合は

私の場合、伝える権利を作りにセミナーや講演会にいく!

セミナーや講演会で大事なことは

ただ学びに行かない事。それは本でもできる。

セミナーや講演会ではスタッフの対応やその場の空気、臨場感から

需要があるノウハウかどうかを学ぶ事ができる。

このnoteを最後まで読んでくださったあなたの

なにかの気づきになって頂ければ幸いです。

ぜひ「伝える権利」を意識してみてください。


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